日記 2011年10月上旬

【2011/10/7(金)】

■ 書籍推薦文集(帯・広告等)(文化・学問部門)
推薦者/推薦文/推薦書籍
秋元康 最初の数ページを読んだだけで、『ミレニアム』の世界に引き込まれる。ストーリーの面白さに、途中で本を閉じることができず、僕は徹夜してしまった。
『ミレニアム』を読み終えた人は、必ず、誰かに勧めたくなるだろう。『ミレニアム』は伝染する。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)
ミレニアム1(スティーグ・ラーソン)
東浩紀 『動物化するポストモダン』『美少女ゲームの臨界点』の精神は死に絶えていなかった――セカイ系コンテンツ批評の新たな逆襲! ゴーストの条件 クラウドを巡礼する想像力 (講談社BOX)
ゴーストの条件 クラウドを巡礼する想像力(村上裕一)
雨宮処凛 革命家?理想主義者? それとも「自分探し」?ここには、壮絶な「世界への片思い」が描かれている。 新左翼とロスジェネ (集英社新書 488C)
新左翼とロスジェネ(鈴木英生)
有元葉子 もっとおいしく、簡単に。この本であなたのお料理が変わりますよ。 料理上手の魔法のひと匙
料理上手の魔法のひと匙(村上卿子)
池内了 数多くの先人の研究成果を下敷きにし、豊富な図版や写真を使っての解説は説得力に富み、さしずめ氷河時代をキーワードにした地球誌と言える。 ビジュアル版 氷河時代ー地球冷却のシステムと、ヒトと動物の物語
氷河時代(ブライアン・フェイアン)
猪瀬直樹 20人が死ぬ前に語った人生最大の感動と後悔。いま、この本を読むかどうかで、未来はだいぶ変わってくるんじゃないかな 10年後を後悔しない20の言葉
10年後を後悔しない20の言葉(辻川泰史)
上野千鶴子 治ってしまえばあれはビョーキだったとわかる、爽快なナショナリズム論 ナショナリズムの克服 (集英社新書)
ナショナリズムの克服(姜尚中・森巣博)
緒方貞子 決然たる努力なくして、平和は守れません。この本は、和平活動の全容を鮮やかに描き出しており、私たち日本人にとって、国際貢献を考えるための必読の書です。 アフガニスタン―国連和平活動と地域紛争
アフガニスタン(川端清隆)
奥本大三郎 教養と機智と語呂合わせ――鋭い言葉のゴロが正面から飛んで来る。斜に構えて捕るべし。 阿修羅の辞典(宮本孝正)
親野智可等 具体例が満載で「なるほど」の連続。男の子の親は必読! 男の子の脳を伸ばすのはどんな親?
男の子の脳を伸ばすのは、どんな親?(篠原菊紀)
香山二三郎 前半の伏線が綺麗にはまってくる後半に随所で感心。口当たりのいい青春活劇に仕上がっている 屋上ミサイル (このミス大賞受賞作)
屋上ミサイル(山下貴光)
姜尚中 あなたのとなりにいるコリアンの喜怒哀楽と悲しみへの感度を取り戻して欲しい。そうすれば、この社会はもっと住みやすくなる。 となりのコリアン―日本社会と在日コリアン
となりのコリアン(在日コリアン研究会)
木田元 天災や人災によって日常性を断ち切られると、人は哲学をもとめる。この本も、そうした要求にこたえる一つの試みだろう。 僕とツンデレとハイデガー
僕とツンデレとハイデガー(堀田純司)
清家篤 分かり難いといわれる企業年金について「目からウロコ」の連続となる本だ。日本の企業年金にかかわる法と政策が、明快に解き明かされている。 企業年金の法と政策
企業年金の法と政策(森戸英幸)
黒川清 「サバイバル」の忙しさの中で、学生は自分の成長を実感し、楽しんでいる。こんな教育が今までの日本の大学にあっただろうか。若い人たちに広い世界を見せ、目標の選択肢をあたえること。これこそが教育の基本である。 アメリカ医学校サバイバルレポート
アメリカ医学校サバイバルレポート(荒田智史)
甲野善紀 本書が明示する!武術は本来、工夫の集積 自分を生かす古武術の心得 (集英社新書 429H)
自分を生かす古武術の心得(多田容子)
齋藤孝 算数は、読解力だ! 東大生の知恵袋―中学受験に「算数脳」はいらない
東大生の知恵袋(東大家庭教師友の会)
佐野眞一 この看取りの記録は読む者の胸を打たずにはおかない 妻と最期の十日間 (集英社新書)
妻と最期の十日間(桃井和馬)
千住博 姜さんの作品を見る視線は温かい。それは心からの愛情だ。親しい友人の話を聞くような姿勢に人間性がにじみ出ている。 あなたは誰?私はここにいる (集英社新書)
あなたは誰? 私はここにいる(姜尚中)
瀧井朝世 人類の運命という広大なテーマをテンポよく畳んでいく手さばきに大興奮! ジェノサイド
ジェノサイド(高野和明)
A.J.デービス  私が本書を日本語に翻訳することを強く推薦したのは、これが看護倫理の基本的テキストとして非常に優れていると思ったからだ。著者は、看護師や助産師たちが自分の患者の生活を改善するために長年にわたって倫理的努力を重ねてきた体験を念頭において本書を執筆し、看護師たちが日常的に遭遇する問題を、それぞれに応じた倫理理論を用いて検討している。また、看護倫理が実践と密接に結びついたものであるという著者の認識は、本書を、様々な状況のもとで仕事をしている幅広い層の看護職に役立つものにしている。日本の看護師たちが本書から得るところは多大である。
 私は、六年間日本の看護大学で教えた経験から、日本の看護師たちが自分たちの直面する倫理問題に強い関心を抱いていることを知っている。著者は、本書によって多くの問題を抱えた看護師たちに様々な取り組み方を示し、問題の解決に役立ててほしいと願って本書を著わした。その目的は十分に果たされていると思う。この有意義な『看護倫理』(邦訳・全3巻)が多くの方々に読まれることを心から願っている。
看護倫理〈1〉
看護倫理(D.ドゥーリー・J.マッカーシー)
C.W.ニコル この本には、好奇心とおどろきをもって、地球上のより遠くの地に行きたいという勇気を持つ、あらゆる人にとっての「何か」がある。 世界探検家列伝―海・河川・砂漠・極地、そして宇宙へ―
世界探検家列伝(ロビン・ハンベリ=テニソン)
西成活裕 最小限の努力で本質が理解できる、理系の最強アイテムだ 物理数学の直観的方法 〈普及版〉 (ブルーバックス)
物理数学の直観的方法(長沼伸一郎)
日野原重明 本書を推薦します 「不老!」の方法―みんなの若返り大作戦 (宝島社文庫)
「不老!」の方法(坪田一男)
平盛先生は25年間も白衣を着たことのない、摩訶不思議な医師です。 白衣を脱いだらみな奇人―あるドクターの本音と本当
白衣を脱いだらみな奇人(平盛勝彦)
広瀬隆 日本人が知らない間に、危険性がここまで進行している。誰しも寒気を覚えるだろう 狂気の核武装大国アメリカ (集英社新書 450A)
狂気の核武装大国アメリカ(ヘレン・カルディコット)
南裕子 識見の確かさはもちろんのことですが、個性豊かな語りかける口調がそのままに生かされていますので、まるでその場にいて直接講演を聴いているような現実感をもって読んだり、見たりすることができます。 看護倫理?日本文化に根ざした看護倫理とは?
看護倫理(A.J.デービス・A.ギャラガー・見藤隆子)
宮本憲一 本書は,地域分析を市場システムに限定せず,公共部門をふくめ環境などの外部性も総合した政治経済学として構成している点で,オリジナルな業績である。 地域政治経済学
地域政治経済学(中村剛治郎)
茂木健一郎 全ては結局は「無」だと悟ることが生きるエネルギーにつながる。命とは、「無」から「有」への大いなる跳躍なのだ。 無の道を生きる-禅の辻説法  (集英社新書)
無の道を生きる(有馬頼底)
ノールールの時代を生き抜くために、“非常識な力”を鍛える。希代の「虚人」の生き方から学ぶ、全脳活性化の方法 虚人のすすめ ―無秩序(カオス)を生き抜け (集英社新書)
虚人のすすめ(康芳夫)
迷いの中で今こそ、日本人よ「神」を知れ。判ったつもりの「近代」の底にあった、誰も知らないキリスト教。二人の碩学が繰り広げる、魂の討論。 ふしぎなキリスト教 (講談社現代新書)
ふしぎなキリスト教(橋爪大三郎・大澤真幸)
森達也 イエスはキリスト教徒じゃない。もしもあなたがこのことを知らないのなら、イスラエル・パレスチナ問題や9・11の本質もわからない。読めばきっと世界観が変わるはず。 ふしぎなキリスト教 (講談社現代新書)
ふしぎなキリスト教(橋爪大三郎・大澤真幸)
安富歩 本書は非常に基礎的なことから話を始めて、何ら端折りをすることもなく、放射線防護の重要な知識を、広く深く説明している。本当の学問とはこういうものだ。チェルノブイリ後に日本政府の人間が本書を勉強しておけば、今回の事態は避けられたであろう。 新装版 人間と放射線―医療用X線から原発まで―
人間と放射線(J.W.ゴフマン)
柳田邦男 かなしみの色は、どんな色? それは、夜明けまえの深いブルー。でも、やがて虹色に変わり、新しいいのちを生みだすのです。 いのちの ふね (講談社の創作絵本)
いのちの ふね(鈴木まもる)
横尾忠則 ギョッとする迫力、ハッとする新しさ! 奇想の江戸挿絵  (集英社新書ヴィジュアル版)
奇想の江戸挿絵(辻惟雄)
渡辺明 棋士を目指す小学生とその母による本格的将棋マンガ。お勧めします。 ひらけ駒!(3) (モーニングKC)
ひらけ駒!(3)(南Q太)


【2011/10/4(火)】

201110041  セグウェイでエコ通勤(=時事ドットコム)
 可愛い姿だな。(後ろから蹴飛ばしたくなる可愛さだ)

 センター行き、直ぐ帰ったが。日中は暖かかった。
 この頃は夜の散歩はもう肌寒い。また水道水が温く感じる。
 引き続いて猫が来た。



【2011/10/3(月)】

 社会はニートに概ね寛容だと思う。がニートを労働者と対置させる世論には納得しない。労働者と対比されるべきは、不実な労働者・業者(アンフェアな取り引きを行なう者やサービス残業を強いる企業)であって、ニートではない。

 扇風機・葦簀を片付けた。

 201110031  ここ少しから猫が近所をうろついている(母親曰く、2匹いるらしい)。今朝に家に来ていたので、触ってみたら甘える素振りを見せた。