2011年 | ||||||
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2010年 |
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2012年 |
【2011/8/17(水)】
■ 中島先生、絵は僕の方が上手いですね、手が可愛いですね、と思ったけど、中島敦、下手じゃないと言うか、練習すれば直ぐに追い付かれる・抜かれるだろうなあ。■ 薄曇り。昼から仕事だ。それについて少し憂鬱になっている。アンビバレントでもある。
【2011/8/16(火)】
■ 「カンフーロック」(サンボマスター) 当時は受けなかったらしいが、良いじゃないかと思う。いや何と歌ってるかよく分からないけど。【2011/8/15(月)】
■ 昨日、夕食の焼き肉を食って、胸が悪くなった。良い目の肉を食べるとこうなるのだが(ある一定量以上を食べるとなる)、肉の脂がよくない。食べてる間から少し胸が悪かったのだが、昨日は後々まで引いた(特に寝る間際には胃もたれが不快だった)、今日も昼頃まで胸が悪かった。こんなに後を引くことは初めてだ。これから肉食には注意しよう。ここ少しから、大便する際に血を見ることが増えた。痔薬を買った方が良いだろうな。
【2011/8/13(土)】
■ 暑い。朝から昼過ぎまで祖母宅へ行く、墓参り、買い物をする。帰途、精米する。(祖母宅へは水曜日にも雑事をしに行った)「パワプロ12」をまたちょっとやっている。
【2011/8/12(金)】
■ 書籍推薦文集(帯・広告等)(文芸部門)推薦者/推薦文/推薦書籍 | ||
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嵐山光三郎 |
ガンテー先生は私の生き神様である。 天才仏師にして、またわれらが不良中年の大先達、平成の奇跡的不良老人として全国の居酒屋界隈をうろつき、秘法をもって女性を魅惑する、歩く超フェロモンである。 |
「不良老人」のススメ(関頑亭) |
池上永一 | 高知県に沖縄の魅力が奪われたかもしれない。おもてなし課、侮れん! |
県庁おもてなし課(有川浩) |
救いのなさが逆に絵になる、とびきりの絶望の物語。 |
彼女がその名を知らない鳥たち(沼田まほかる) |
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いしいしんじ | 新生児みたいだと思った。新生児は嘘をつくことができないのです。気ままで、糞まみれで、ぜんぜんいうことがわからなくて、そんな理屈をこえて、目をはなすことができません。ときどき意味が通じたと感じた瞬間、光につらぬかれたみたいに嬉しくなります。生きていく欲動そのままの小説です。 |
馬鹿たちの学校(サーシャ・ソコロフ) |
石原慎太郎 | 日本の医療の発展に尽力し、疾走した見事な一頭の虎がここにいる。 |
徳洲会はいかにして日本最大の医療法人となったのか(石井一二) |
中国はここまでやるつもりだ! 既成事実を周到に積み重ね、不条理を条理とする侵略の実態。膨張する現代中国の野望のすべてが描かれている。 |
中国は日本を併合する(平松茂雄) |
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五木寛之 | 鈴木さんの言葉は、まず体にしみてくる。それから心にしみこんでくる。そして、私たちの乾いた命を霧雨のようにうるおす。鈴木重子さんの背中には、見えない天使の翼がはえているのかもしれない。 |
天使のいる星で(鈴木重子) |
井上ひさし | 「それしかない」言葉がたちまち目の前に現われる魔法の辞書 |
類語大辞典(柴田武・山田進) |
岩井志麻子 | この本で我が息子を立派なヤリチンに育てます! |
私立ヤリチン学院高等科(尾谷幸憲) |
内田康夫 | 推薦文を頼まれ、お義理で読むつもりだったのが、たちまち引き込まれ、夜中の2時まで一気に読了した。老若、善悪入り乱れ、魅力的な女性たちが巻き起こす『怪事件』に、悲運にめげず立ち向かう『ガイシの女』の、実に爽快なミステリーだ。 |
ガイシの女(汐見薫) |
冲方丁 |
まさに物語による恋と観光の指南書! 観光って土地に「恋」することだったんだ。 |
県庁おもてなし課(有川浩) |
なんという真っしぐらな才能 これは伸びる。これは化ける。まさに主人公・黒川のように、作者も正しく成長の最短距離をつっ走っている。作者・柴田ゆにかの“撃鉄”が、ここからさらに何をぶっ放してゆくか、楽しみで仕方ありません。 |
撃鉄の黒腕(1)(柴田ゆにか) |
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大江健三郎 | 劉徳有さんは、若い時から私の知る中国最良の知識人です。古典から現代語にいたる、日中言語論の面白さ、政治交渉の現場の経験に立つ、切実な提言。敬愛を新たにしました。 |
日本語と中国語(劉徳有) |
大岡信 | 片桐洋一氏は「古今集」の真の姿を再認識するための本質的で包括的な研究のため、金剛力を揮ってこられた。「全評釈」の完成・刊行は、「古今集」についての私たちの理解を今後決定的に導くであろう力強い指針の出現を意味する。 |
古今和歌集全評釈(中)(片桐洋一) |
大森望 | ふるさとへの愛が全編を貫き、尻尾の先まで楽しめる、これぞ、痛快エンターテインメント! |
県庁おもてなし課(有川浩) |
小川洋子 | 数学者たちが生涯を賭けて求めたのは、たった一行の真実だった |
フェルマーの最終定理(サイモン・シン) |
奥泉光 | UMAは実在するか? そんなことは知らない。けれども高野秀行がオモシロイのは間違いない。 |
怪獣記(高野秀行) |
角田光代 | この小説は、私たちの、ときに愚かな生というものを、全身全霊で賛美している。 |
ふがいない僕は空を見た(窪美澄) |
短パンに裸足、右手に板切れ、左手にカメ、そして幼児用ボートで怪獣捜索へと乗り出していく高野さん、カッコよすぎます! |
怪獣記(高野秀行) |
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ドナルド・キーン | 「古今集」の注釈書は昔から多く、学者や歌人はどれほど深い関心を持っていたのかを物語る。が、現在まですべての読者を満足させるような注釈書はなかった。片桐洋一氏の『古今和歌集全評釈』はあらゆる角度からこの偉大な歌集を見て、学識と熱情を合わせた完璧な注釈書である。 |
古今和歌集全評釈(中)(片桐洋一) |
菊地秀行 | 「インスマウスの影」の衝撃は今も忘れがたい。 |
ラヴクラフト全集(1)(H.P.ラヴクラフト) |
北方謙三 | 大いなる冗談には、人生の真実がある。悲しみも怒りも、笑いの中で癒してくれる。疲弊をエネルギーに変える人間だけが持つ精神の特効薬なのだ。 |
人生は冗談の連続である。(島地勝彦) |
北村薫 | 力のある作家が気を抜かずに書くとここまで出来る――という見本のような作品。 |
仮題・中学殺人事件(辻真先) |
桜庭一樹 | この本はわたしの、「青春のバイブル」の一冊でした。 |
二十歳の原点ノート(高野悦子) |
椎名誠 | 吹きぬける風を感性豊かにとらえ そこに生きる人々と自然を活写した島旅本の最高峰だ! |
ぶらりニッポンの島旅(管洋志) |
重松清 | 原さんの思索のスケッチブックは車窓なのだ。そこには近代ニッポンが息づき、鉄道と歴史が大好きな少年がいる。 |
鉄道ひとつばなし(3)(原武史) |
杉江松恋 | 彼女の魂は硬く握り締められた拳の中にある。2011年度、最もぶん殴られたいヒロイン決定。 |
アウトバーン(深町秋生) |
高杉良 | 昨今のマスメディアの劣化ぶりは否定すべくもない。そうした中で、著者の胆力と先見性は評価されて余りある。 |
特捜崩壊(石塚健司) |
高村薫 | 彼ははたして死に値する極悪人だったのか。40年目の疑問が私たちに襲いかかる。 |
裁かれた命(堀川惠子) |
茶木則雄 | 活劇小説界の最終兵器――深町秋生が、またひと皮剥けた。この最終兵器、どこまで進化する!? |
アウトバーン(深町秋生) |
豊崎由美 | 「きれいは汚い」「汚いはきれい」という価値の反転を鮮やかに決めてみせる。喪男小説の、これは大きな大きな収穫です。 |
彼女がその名を知らない鳥たち(沼田まほかる) |
中原昌也 | …ダメだ、こりゃ!宇宙の全馬鹿必読、全項で狂気の戯言炸裂大爆発の超問題作。 |
馬鹿たちの学校(サーシャ・ソコロフ) |
中村航 | 他人のBLOGを読む前に、この青春の記録を読むべきだ! |
二十歳の原点序章(高野悦子) |
梨木香歩 |
これは熊井さんの、匂い立つ言葉のポプリ。 清(すがし)いだけでなく 優しいだけでなく 甘いだけでなく スパイシーなだけでなく 清冽なだけでなく 凛々しいだけでなく ふくよかなだけでない。 気骨ある名品。 |
私の部屋のポプリ(熊井明子) |
奈須きのこ | 秘術、王道、武芸に色事……!田中ほさなの漫画に付け足すべき肉などありませぬ。山風から脈々と繋がる忍法帖の最先端、とくとご覧あれ。 |
乱飛乱外(5)(田中ほさな) |
二階堂黎人 | 不可能犯罪ものとシャーロック・ホームズものの華麗なる激突! |
縛り首の塔の館(加賀美雅之) |
はやみねかおる | ブラウン神父の奇想天外な推理をご堪能あれ。 |
mystery classics ブラウン神父編(1)(森元さとる) |
ルパンを知らずして、怪盗を語るなかれ。 |
mystery classics アルセーヌ・ルパン編(1)(森元さとる) |
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平坂読 | 終始ゾクゾクしっぱなし……息もつかせぬ物語とはまさにこのことだと思います。意外な展開、予想外な事実、桁外れな人物、奇妙な現実、異様な虚構、奇想天外な“戦い”――。絶妙に狙い澄まして放たれる数々の“驚き”の奔流に溺れそうになりましたが、エラ呼吸を会得することでどうにか事なきを得ました。のちの半魚人である(←新しい都市伝説)。 |
虚構推理(城平京) |
平田オリザ | 哲学は、青春の麻疹だと、あらためて思った |
うああ哲学事典(上)(須賀原洋行) |
福田和也 | 名器の本質が、一目瞭然で理解できる。画期的な書物が登場した。これまで、鑑賞体験の蓄積や、さまざまな伝承などから把握されてきた陶磁器の「美」とは一体なんだったのか。その一端が、最新技術によって明らかにされる。陶磁に関心を持つ者にとっては興奮せざるを得ない事態である。特に実作者にとっては、必携の1冊だろう。名器の肌、そのテクスチャーがどのようなものなのか、子細に検討できるのだから。 |
拡大の美(西川茂) |
藤田香織 | 「意外」などという言葉では言い表せない、ただただ震えるしかない「愛」を突きつけられる。 |
彼女がその名を知らない鳥たち(沼田まほかる) |
待ってました、女も惚れる女性刑事! この夏、いちばん熱い警察小説! |
アウトバーン(深町秋生) |
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法月綸太郎 | 「読者=犯人」というウルトラCの技を紙上で実現した名作。 |
仮題・中学殺人事件(辻真先) |
星野智幸 | 想像を絶する難病者の日常なのに、ここに書かれているのはあなたや私の姿だ。この現代の「神曲」に、私はいくども救われ続ける。 |
困ってるひと(大野更紗) |
穂村弘 | 1日の中に「時間」がたっぷり詰まっていた頃の気持ちが溢れ出して驚いた。陣崎さんの言葉は凄い。 |
草の上で愛を(陣崎草子) |
丸谷才一 |
人はこれを人生の書として読むだろう。 たしかに、一藝を極めた人だけが語ることのできる知恵が詰まっている。 ……含蓄に富む、そして年少者を励ます青春論。 |
調理場という戦場(斉須政雄) |
宮部みゆき | 『時は流れ、人は去っていく。それに耐えられなければ、「人」という稼業は務まらない』――この俊英な作品集で、伊東さんは書いている。人は弱く浅はかで、時に嘘をつき、言い訳を探し、欲深く、功を欲し、幸を求める。だがそれでいい、それでもいいから生きるためにもがき、精一杯あがこう。それこそが歴史だ、と。 |
戦国無常 首獲り(伊東潤) |
村上龍 | 金銭・利益以外の価値、それが何なのかを示す必読の書。 |
日本でいちばん大切にしたい会社(坂本光司) |
“desire”を持つこと、その実現を必至に考えること、PRESIDENT VISIONの本質はその一点に尽きる。 |
プレジデントビジョン 起業への情熱(増永寛之) |
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「最終的に勝つ」ために外国為替相場とどう対するか、秘訣や戦術ではなく、戦略と哲学が書かれている。 |
FXで稼ぐ人はなぜ「1勝9敗」でも勝つのか?(松田哲) |
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森見登美彦 | 震え上がったのが悔しくて、友人達に「読め」と無理強いした。「恐怖のお裾分け」で顰蹙を買った、高校時代。 |
ラヴクラフト全集(1)(H.P.ラヴクラフト) |
谷沢永一 | 人間関係を円滑に取り運ぶ手筈は決して難しくない。相手の気分を尊重する心構えを、必要な投資と考えればよいのである。社会生活の滑らかな進行を可能にする方策が、誰にでも出来る具体的な発想として説かれている。人の心も進化する。人間を動かす真の動機は何か。面白さバツグンの新理論! |
利益とコストの人間学(相川充) |
山口瞳 | ――先生の周囲には笑いが絶えない。先生に接すると誰もが愉快になる。先生にお目にかかると、私なんか、自然と顔が綻(ほころ)んでくる |
人生、飄々と。(関頑亭) |
山本文緒 |
こんなネコたち見たことない 可愛いだけじゃ物足りないネコ馬鹿の方、必見です。 私も三匹と暮らしたい! |
それいけ! レッツゴー3匹(URA EVO) |
この世に生まれ落ちることの苦悩と喜び。その凄まじい痛みに涙が出た。 |
ふがいない僕は空を見た(窪美澄) |
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唯川恵 | 新人とは思えぬ文章力に脱帽。思わず嫉妬してしまうほど面白い。 |
ふがいない僕は空を見た(窪美澄) |
吉田伸子 | みっともない二人が、みっともないからこそあぶり出せた愛の本質。腹の底にずしりと響く一冊。 |
彼女がその名を知らない鳥たち(沼田まほかる) |
よしもとばなな | とても大きなテーマを扱っているのに、読むと毎回身近な世界がいとおしくなります。すごい力だ! |
不思議な少年(3)(山下和美) |