2011年 | ||||||
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2010年 |
1月 [上] [中] [下] |
2月 [上] [中] [下] |
3月 [上] [中] [下] |
4月 [上] [中] [下] |
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12月 [上] [中] [下] |
2012年 |
【2011/6/20(月)】
◆ 昼にクリア アサヒ1本飲んで良い塩梅だったが、平日昼は他の機会と比べて酔える気がする。酔える分だけ神経が敏感と言うか、詰まるところ罪悪感があるのかな。うーん。■ 朝、強めに雨降り(犬が外に出ようとしない程度)。手湿疹が出ている、昨夜は夜中に(普段は感じない)痒みの為に目が覚め、薬を塗った。(手湿疹の現れ方は小さくなっている、以前は右手を中心に両手指に広く出たが、今は右手人差し指・左側部に出ている位だ、これがしつこいのだが)
■ 降り荒ぶピンの如き雨が天地人を留めて現わる梅雨の輪郭
【2011/6/19(日)】
■ 雨上がり。昨夜に発泡酒4缶飲む、寝る間際に胃腸薬クリエフを飲んだら、今朝は二日酔いの症状は出なかった。
ヒマワリの芽が出た。
【2011/6/18(土)】
■ 書籍推薦文集(帯・広告等)(政治・経済部門)推薦者/推薦文/推薦書籍 | ||
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石川久光 | いま自分が悩んでいることがいかに小さく喜劇であるか、この本が教えてくれた。人生は面白い。 |
県庁おもてなし課(有川浩) |
出井伸之 |
ソニー、ホンダを超えてほしい 現代ビジネスは、二十世紀と全く違うロジックで動いている。本書を読めばそれがよく分かる。 |
謎の会社、世界を変える。(須田将啓・田中禎人) |
稲盛和夫 | すべての上司、必読の1冊 |
マネジメント革命(天外伺朗) |
上島愛 | 展開される静かな恋愛もなんだか懐かしくてくすぐったい。今すぐ、県庁の掛水さんに会うて話がしてみたいちや。 |
県庁おもてなし課(有川浩) |
太田宏 | この本を買ってはいけない! 誰でも、わずか15分でお客が集まるチラシがかけるようになるから、広告代理店が潰れてしまう! 出村流チラシを使うと、あなたの会社は笑いが止まらないほど儲かり、銀行がまた潰れる! 出村さんのチラシの本はフォレスト出版から出したかった。超悔しいから買ってはいけない! |
儲かる手書きチラシ作成術(出村邦彦) |
尾崎正直 | 一気に読み終えてしまいました!高知から日本を元気にしようと思いました。 |
県庁おもてなし課(有川浩) |
神田昌典 | 行き詰まるビジネスの突破口となる本書が日本人により著されたことを、将来、われわれは誇りに思うだろう。全世界で翻訳・刊行されるべき、日本発の新マネジメント論。ようやく時代が、天外伺朗に追いつきはじめた! |
マネジメント革命(天外伺朗) |
木村秋則 | 友よ。いっしょに日本を変えよう! |
自然の野菜は腐らない(河名秀郎) |
近正宏光 | 仕事も米作りも恋愛も相手の立場に立って『おもてなし』できたら、きっと上手くいくって勇気をもらえました。 |
県庁おもてなし課(有川浩) |
佐々木常夫 | 苦しい時代にこそ心に刻みたい一冊 |
利他のすすめ(大山泰弘) |
新城猪之吉 | 役所仕事おもてなし課とつけてもお客様のことなんて思って無し(おもてなし)か! |
県庁おもてなし課(有川浩) |
夏野剛 |
コンピュータも、日本の技術力は最先端だ。 しかし、それを世界で通用させるためには、技術以外のものが必要なのだ。 |
世界シェア95%の男たち(荒井真成) |
鳩山由紀夫 | 宇宙のメカニズムは科学的に解明できていないことが大半です。説としては興味深い一冊でした。 |
知られたくなかった2012創造説(地球防衛軍) |
東国原英夫 |
役所にいたからこそ分かる 100回笑え100回元気を頂いた。 |
県庁おもてなし課(有川浩) |
● 書籍推薦文集・第4弾。これで僕の持っているものは大方吐き出した。未アップ分ももう少しあるけど、今もまだ収集している所だし(この数日でも少し増えた)、またある程度溜まったらアップしよう(商用サイトも出来ないことだし)。
それはそうと、昨日WAYに行った折り、店内を埋める書籍の多さと、それに巻かれた帯を見て、やっぱり個人では推薦文を本格的に収集するのは無理だと思った。まあ、ぼちぼち集めよう。
● 因みに推薦者のカテゴライズは、特に基準も設けておらず、恣意的に行なった。
■ 「そのぬくもりに用がある」(サンボマスター) 10年分のリミックスだ。(僕はサンボを知って七八年だ)やっぱりこの曲は格好良いんだ。
【2011/6/17(金)】
■ 本屋へ買い出しに行くも空振りだった。帰りにエバグリーンで「クリア アサヒ」・「モンダミン ストロングミント」・「チェック」2本を買う。1844円也。(酒は今週は火曜日にも350ml缶12本買った、またモンダミンも最近買った奴がまだまだ残っているが)(モンダミンは使い始めたばかりだ、良いんじゃないかと思う)本屋までの道すがら、小学生達が泥に足を突っ込んで腰を曲げて田植えをやっていた。恐らく授業なのだろう、僕は田植えってやったことない。
犬の散歩でよく歩くコースを、車の走行距離メーターで測ったら1.1キロだった。思っていたより短いな。
今日は親は外泊。
一昨日だが、祖母に誕生祝いを貰った、ポチ袋に包んだ1万円だ。と言うか祖母には未だにお年玉を貰っている。スビバセンね。
……まあ、祖母も、これが余所の家のことだったら、批判するだろうな。僕としては、特に祝いが欲しい訳でもなし(手持ちの金が増えるのは有り難いが)、断ることも出来る訳だ、それを貰っている辺りは甘えだろう。
■ 書籍推薦文集(帯・広告等)(芸能・大衆文化部門)
推薦者/推薦文/推薦書籍 | ||
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吾妻ひでお |
笹さんの歌はちょっとかわってて 読むと別世界に連れていかれます。 そしてこの本を読むとみんな一首 詠みたくなります。 |
笹公人の念力短歌トレーニング(笹公人) |
秋月りす | リアルだけどトボケてて何度読んでも面白いこの語り口はすでに名人! |
ジュゲム・ジュゲム(3)(ケイケイ) |
阿部丈二 |
本から吹いてきた風が 今も僕の背中を押してくれています。 |
県庁おもてなし課(有川浩) |
鮎川誠 | マジに面白い!! チャーリーのバンドヒストリーは俺達が聴きつづけてきた“PUNK★ROCK★BLUES”のグレイツのアルバムのようにスリリング!!! |
ウッドストック(4)(浅田有皆) |
有野晋哉 | ビンボーって楽しいんスよっ! |
大東京ビンボー生活マニュアル(下)(前川つかさ) |
杏 | 愚直にただまっすぐに生きる。それがこんなにも眩しく、美しい。彼らの守った場所が、今も変わらずにあればいいと祈りたくなる。 |
嗤う合戦屋(北沢秋) |
飯田譲治 | わがままでマイペースで巨乳でかわいくて、しかも麻雀がめちゃくちゃ強い女子高生は片チンの永遠の理想像なのだ |
まんちょくスナイパーとどめ(1)(片山まさゆき) |
飯田基晴 |
「命」に大小はない。動物たちの「声」は、それを教えてくれる――。 本作は犬猫のシェルターを舞台とした、ペットラブコメディだ。 しかし、現実のシェルター取材に基づいた内容は、 命に向き合う難しさも織り込まれ、ラブコメでありながらシリアスなドキュメントでもある。 軽さと重さの絶妙なバランスで、物語から目が離せなくなる。 |
ひなたの風景(たちばないさぎ) |
石川さゆり |
子供のころ、熊本駅を出発した電車が白川の鉄橋を渡ったあたりで、鹿児島本線のレールにそっと耳をくっつけて、遠ざかる「ガタンゴトン」の音をドキドキしながら聞いたのを思い出します。「あぁ、この電車はどんなところへ行くのだろう」そんな夢をみながら。そして1977年、「上野発の夜行列車降りた時から~」で始まる『津軽海峡冬景色』で私を覚えてくださった方も多いかと思います。電車が私に転機をくれた、不思議な縁を感じます。今も電車で「ガタンゴトン」の音を聞きながら、いろいろな街へコンサートで旅しています。この音「ガタンゴトン」は、時にいろいろな歌を覚えるリズムになったり、時には私を眠りに誘います。電車が夢を運ぶのか、電車が夢に向かうのか……。 心地よいリズムを刻み、『吉田電車』もきっと元気と笑いを運んでくれそう! |
吉田電車(吉田戦車) |
石原結實 | ジュース断食上級者ならではの実践の工夫と心理分析がすごい。面白い。 |
桜子の美健楽ダイエット(七海桜子) |
今井寿 | イイね、ガクのギター。オレもダムド大好きです!! |
ウッドストック(7)(浅田有皆) |
上戸彩 | 一気に読みました。しばらく、涙が止まりませんでした。私もこんな一途な恋愛をしてみたいです |
エンキョリレンアイ(小手鞠るい) |
素敵な出会いと哀しい別れ。人生の中で2回もこの経験をした主人公に、今度は素敵な出会いだけをしてもらいたいですね。心温まるストーリーに涙と感動が止まらない。私も聴いてくれる人の心が安らいで、とても優しい気分になれる曲、“誰かそばで見守ってくれている気がするような歌”を歌っていきたいです。 |
天使がいた三十日(新堂冬樹) |
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羽海野チカ | 思いっきりぶん回しているのに閉じてない、ドキドキした。すごい。 |
おやすみプンプン(3)(浅野いにお) |
浦沢直樹 |
「凄いねえ……」私とスタッフがながやす巧先生の作品を見るとよく、こうつぶやいてしまいます。何が凄いって? 晴れて『壬生義士伝』の連載が再開!!やったー!よかった!「百聞は一見にしかず」です。『壬生義士伝』を今から読む皆さんの口からもきっとこんなつぶやきが……。 |
壬生義士伝(1)(ながやす巧・浅田次郎) |
永六輔 | 美しい日本語を守る最後の砦が俳句だと言われます。その砦がこんなに豪華に贅沢に完成しました。 |
新日本大歳時記(飯田龍太・稲畑汀子・金子兜太・沢木欣一) |
瑛太 | プンプンの事誰かと語り合いたいけど、何故だか独り占めしたくて、でもムニュムニュして、、。ありがとうプンプン。 |
おやすみプンプン(6)(浅野いにお) |
江口寿史 | すべての笑いの創り手はこの作品に懺悔しろ!「つまらなくってスミマセン」と!俺もする!「いっぱいパクってスミマセン」と!祝刊行!日本のギャグの性、いや聖典! | 半田溶介女狩り(山上たつひこ) |
衛藤信之 | 「落ち込み」は悪いことではありません。悩んでも、へこんでも大丈夫。ゆっくり前向きになる方法があるのです。 |
安心して落ち込める本(徳永京子) |
榎本俊二 | 読む愚行 |
自分でやってみた男(堀田純司) |
江原啓之 | 彼女は傷ついたのではない、磨かれたのだ |
生きたい(三原じゅん子) |
大友克洋 |
谷底に落ちた日本人に、 まだライオンだと思っているあなたに、 中川いさみのシュールとペーソスを!! |
谷底ライオン(中川いさみ) |
大貫妙子 | 虫も殺さぬような顔をしている社会は虫も住めない、居心地の悪さ!歯に衣着せぬ痛烈痛快鼎談です。 |
三人寄れば虫の知恵(養老孟司・奥本大三郎・池田清彦) |
奥田政行 | 一皿の料理、一杯のお酒のうしろにある願いや気持ちを私達にかわって描いてくださってありがとうございます。庄内も喜んでいます。 |
おかわり のんdeぽ庵(3)(なかはら・ももた) |
押井守 | TVアニメ化希望!決まったら脚本全部書きます。監督やると友人を失うので(笑)。 |
宇宙海兵隊ギガース(5)(今野敏) |
水に濡れた石畳、燃える松脂の匂い 甲冑と剣の鈍い輝き 邪悪なモンスターの陰―― ワイヤフレームの迷宮に招光の呪文を唱え その陰鬱な美しさを浮かび上がらせた、 偉大な魔術師・末弥純に かつて<狂王の試練場>を彷徨いつづけた戦士のひとりとして 賛嘆と、感謝の念を捧げます。 |
末弥純画集 ウィザードリィ(末弥純) |
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柏木ハルコ | 今こそ愛が試される時。パパ頑張れ!! そしてこんな姿になっても奇麗な心を保ち続ける多恵子ママはステキだ(*^^*) |
パパがも一度恋をした(4)(阿部潤) |
片岡鶴太郎 | 私もこの物語を読み、涙が止まりませんでした。 |
心に響く5つの物語(藤尾秀昭) |
加藤登紀子 | のっけから、名言。「最初に自分を尊敬することから始めよう。まだ何もしていない自分を、まだ実績のない自分を、人間として尊敬するんだ!」なんだか力がわくね! |
超訳 ニーチェの言葉(フリードリヒ・ニーチェ) |
鎌田實 | こんな本が欲しかった。苦しみや悲しみをのりこえるヒントと生きる力をもらった。 |
いい加減に生きる(大下大圓) |
上地雄輔 | 暑い夏が来ると、あの青春の汗と初恋を思い出す |
太陽の下(森田りょう) |
川島邦裕 | 布団針でコメカミを突かれたかのような衝撃! |
デメキン(1)(佐田正樹・ゆうはじめ) |
菊池幸見 | 観光は復興の架け橋。おもてなしマインドで岩手も元気になろう! |
県庁おもてなし課(有川浩) |
喜国雅彦 | 帯の推薦じゃ、もどかしい!売り場に立って、片っ端から押しつけたい面白さ!! |
大聖堂(ケン・フォレット) |
岸朝子 | おいしく食べて健康・長寿。これが88歳の私のモットー。元気の秘訣は、母校独自の食バランス方程式「四群点数法」に。目指すは生涯現役。私の元気を皆さんにおすそわけしましょ。 |
女子栄養大学のカフェテリア(小笠原章子) |
岸紅子 | 個性を引き立てるメイクは、骨と筋肉を知ることから始まります。 |
骨筋メイク(横山恵子) |
峯田和伸 | これは少年たちを描いた漫画なんかじゃなくて、少年たち自身の目線から描かれた、奇跡的なオルタナティブロック漫画だ。…とか言ってみたりして。ごにょごにょ |
おやすみプンプン(3)(浅野いにお) |
北野武 | どうせ爆笑小説とかいうコントだろう。えっ、マジ小説?おいらより先に直木賞とったら許さないからね。コノヤロー!! |
マボロシの鳥(太田光) |
木原浩勝 | デビュー作には著者の全てが含まれている……という。確かにこの作品の中には著者・石神茉莉自身の全てが詰まっている。石、猫、提琴(ヴァイオリン)、ホラー、人魚、これらは作品のエレメントであると同時に、著者のエレメントでもある。それらによって紡がれた幻想は、読む者に仕掛けられた罠である。秘められていたものは幻創であった。 |
人魚と提琴(石神茉莉) |
このギャグは目で読むのではない、体で感じるのだ! |
でろでろ(3)(押切蓮介) |
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今日マチ子 | わたしも生徒でした |
西島大介のひらめき・マンガ学校(西島大介・さやわか) |
グッチ裕三 | 料理は家庭内の究極のエンターテイメント!!この本には美味しそうな愛があふれています。 |
おいピータン!!(3)(伊藤理佐) |
小池撤平 | 今日の癒しより明日の勇気をGET! |
ERICA(岡田絵里香) |
小島秀夫 | 繊細で、愛おしくて、恐ろしい。今こそ、物語の力を思い知るだろう。 |
虐殺器官(伊藤計劃) |
小菅正夫 | 多くの公務員が腹を抱えて笑って読むだろうな。でも、読み終わった後に真剣な自分を発見する。 |
県庁おもてなし課(有川浩) |
児玉清 | 何度読んでも滅法面白い『夢中本』の最高の宝 |
大聖堂(ケン・フォレット) |
驚いた。この本に僕の心がいきなり鷲掴みにされてしまったからだ。題名から単なるゼロ戦の話かと思ったが、とんでもない。息をつかせぬ展開、予想もつかぬ最後のどんでん返し。戦争の真実、愛の力を見事に描き出した冒険譚にして最高のミステリーに僕は狂喜した。このような本に出会ったのは初めてだ。国家が個人を押しつぶそうとする中で、死と向き合いながら妻との約束を果たそうと闘い続ける主人公・宮部の姿に、僕は幾度も心の中で泣いた。ここには、時をも超えた本物の「大人の愛」がある。これはまさに「今」の物語、あなたの物語なのだ。 |
永遠の0(百田尚樹) |
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小室等 |
某年夏、佐渡島の野外ステージ。ぼくはボスニア・ヘルツェゴビナの歌姫ヤド・ランカさんと二人並んでフーンフールトゥーのリハーサルを聴いていた。アジア中央部トゥヴァ共和国の、喉歌と皮を張った擦弦楽器を操るフーンフールトゥー達の長閑な民族音楽の演奏が、ゆっくりと青空に溶け込む。「心の中の悪魔がいま私の口から出ていったわ」とヤドさんがぼくの方を向いて笑顔を見せた。世界は平和に満ちていた。 そこで徹さんだ。徹さんはこれを実現実行しようと生きてきたんだな。音楽の中でしか顕れない平和。フーンフールトゥーもヤドさんも時々ぼくだって、音楽の中で世界を平和にする。けれど、各々の日常は右往左往のはず。ところが徹さんは違う。我々が音楽の中でしか顕せていない日常の平和を顕在させようと、写真を撮ったり豚にからかわれたりしながら奮闘してこられた。お察し通り、そんな徹さんだもの俗世間と折り合いが付くわけがない。つかない折り合いをどうつけてこられたのか、ぜひ知りたい。だって、杉田徹という生き方には、世界を平和にするヒントが相当量埋蔵されているはずだから。 |
フォルテシモな豚飼い(杉田徹) |
坂本九 | 子どもの頃、馬琴の 南総里見八犬伝 を胸をワクワクさせながら読みふけった。この本は、僕が語りを担当しているNHK 新八犬伝 の作者・石山透先生が文を書いたもので、テレビの新鮮なイメージが見事に再現されていて実に楽しい。ぜひ、諸君にすすめたい。 | ひかりのくに古典名作マンガ 新八犬伝(石山透) |
佐野稔 | 時代は変わったなあ! フィギュアスケートの小説、しかも主人公が男子だもんね。いやはやいい時代になりました。選手の心理面、取り巻く環境、人間として経験していく淡い恋心、挫折……。フィギュアスケーターの日常が少年の目を通して細かく描写されていて、オジサンの僕にもとても楽しめました。やっぱり男はジャンプだしね。爽快ですよ!!! |
クリスタル エッジ 目指せ4回転!(風野潮) |
サンボマスター | プンプン!早く俺と同い年になってくれ!三一になったけど、君と話したい悩みが山ほどあるんだから!いまだにグラグラしてる心ん中の、アイツの正体について教えてプンプン!! |
おやすみプンプン(5)(浅野いにお) |
清水崇 | ここにある短篇が無かったら、僕らの映像作品群も世に出る事は無かった |
押切蓮介劇場 マサシ!!うしろだ!!(押切蓮介) |
柴咲コウ | 泣きながら一気に読みました。私もこれからこんな恋愛をしてみたいなって思いました。 |
世界の中心で、愛をさけぶ(片山恭一) |
春風亭小朝 | 語りのうまさ……絶品! |
円朝の女(松井今朝子) |
曽田正人 | ボクのまんがをネタにしてくれたときは嬉しかった~。あんなにイジッてもらえたのは生まれてはじめてだったから、まるで童貞うばわれたみたい。佐佐木先生は忘れられない人です ウフフ。 |
花鳥風月紆余曲折(3)(佐佐木勝彦) |
高橋大輔 | “この大発見はひとつの叙事詩である”ミゲルの生涯さえ髣髴とさせる無言の路傍の石碑に注目し、誰も予想だにしなかった史実をあぶりだしていく。大石一久氏の大発見は確かな慧眼と情熱に裏打ちされたものだが、その追跡ドラマはひとつの叙事詩でもある。 |
千々石ミゲルの墓石発見(大石一久) |
高橋留美子 | 色褪せない傑作!私にとって、今でも笑いのバイブルです。 |
快僧のざらし(上)(山上たつひこ) |
武田双雲 | 生きる上で大切なポイントがギュッと絞られていて、ずっと手元に残しておきたい。 |
プロの条件(藤尾秀昭) |
束芋 | 耳元で優しくささやいてくれた“ひみつ”は人間的で魅力的。こんなに面白い見方があったんだ。 |
西洋絵画のひみつ(藤原えりみ) |
田辺あゆみ | 「いつか本当にやってくる事。確実に訪れることがわかっている恐怖。僕が一番恐れている事」――本当にその通りだと思った。私にとってもそれが何より恐ろしい事で、それはいつか本当にやってくる。読みながら、一人でおもいきり泣いた。涙と鼻水でぐちゃぐちゃにまるめられたティッシュでゴミ箱がいっぱいになった。2回目に読んだ時も、やっぱり泣いた。でも、読み終えた後は、あーったかい気持ちになる。 |
東京タワー(リリー・フランキー) |
谷川真理 | 楽しく走るヒントがいっぱい! |
まらそんノススメ(田渕由美子) |
つしまみれ | 絶対面白い!! バンドってこうやって出来るんだね♪ リアルなバンドやろうね♪ |
ウッドストック(5)(浅田有皆) |
鶴田謙二 | これは本物のメイド大全です。階級社会だった時代背景や彼女達の仕事や生活が余すところなく網羅されています。知りたかった事も、知りたくなかった事も。『ごっこ』はもう卒業でしょう。 |
英国メイドの世界(久我真樹) |
TRICERATOPS | ギターを抱えたまま眠ったあの頃に見た夢は永遠に覚めないのだ!! |
ウッドストック(2)(浅田有皆) |
中谷美紀 |
私が会社の社長だったなら、 社員全員にこの本を読ませるでしょう。 |
県庁おもてなし課(有川浩) |
中畑貴志 | 矢沢永吉『成り上がり』以来だね、友達に読んで欲しいと思う本。 |
東京タワー(リリー・フランキー) |
永嶺超輝 | 「…ということなんですよ。」から始まる鐵丸先生の力強い“快答”には唸らざるを得ない―― |
鐵丸先生のこんな法務じゃ会社がつぶれる(畑中鐵丸) |
成海璃子 | 何だろ。女子校ってこんな感じなんだ。学校が自分にとってこんな存在だったらいいなぁとゆっくりと心に染みました。なんかちょっと憧れちゃいました。 |
シンプル ノット ローファー(衿沢世衣子) |
NICO Touches the Walls |
バンドが起こす奇跡。その軌跡を観て興奮しない人はいない。 ウッドストックは奇跡では終わらなそうだ! |
ウッドストック(6)(浅田有皆) |
野村萬斎 | 「狂言」を通して、表現の楽しさを子どもたちに伝えたい――。この「狂言えほん」シリーズが、小さな子どもにとっての最初の一歩になれば、私もうれしいです。 |
狂言えほん ぶす(もとしたいづみ) |
萩尾望都 |
運命を知ることは幸福なことなのか、サラ?戦うことは自由に生きることなのか、サラ?命の存在は奇跡なのか、サラ。 世界はガラスでできていて、ぱりん、危うく今にも壊れそう。壊せばいい。そして、新しく、創ればいい。 |
おまえが世界を変えたいならば(榎田尤利) |
濱口優 | この節約術は使えるで~! |
大東京ビンボー生活マニュアル(上)(前川つかさ) |
林家正蔵 | 格好いいなぁー |
暗く聖なる夜(下)(マイクル・コナリー) |
原江里菜 | マンガ好きの私にはたまらない! |
担ぎ屋どおも(7)(本島幸久・七三太朗) |
原辰徳 | 勝利へのヒントは、この本にある |
心の操縦術(苫米地英人) |
福山雅治 | 僕はリリーさんが好きなんです。だからリリーさんのオカンももちろん好きです。九州のカァチャン達は、リリーさんのオカンみたいに強くて優しい人が多いんですよ。たまにいるんです、「こういうカァチャンやったら良かったとになぁ」と思わせるカァチャンって。リリーさんのオカンはその中でも特別「強くて優しい」です。なるほど、リリーさんの「人」の人に対する「思いやり方」「スジの通し方」はここから来てるんですね。ますますリリーさんが好きになりました。 |
東京タワー(リリー・フランキー) |
マーティ・フリードマン | 最高に面白イ! バンドマンでしか味わえない気持ちや境地がたっぷりこの漫画で味わえます! |
ウッドストック(3)(浅田有皆) |
古谷敏 | 僕の最強の敵怪獣は中島さんでした |
怪獣人生(中島春雄) |
辺見えみり | この本なら、かんたんに楽しく巻き髪ができるよ! |
青山のトップスタイリストが教える巻き髪講座(佐藤公徳) |
堀北真希 | 誰の心にもある、修二と野ブタ。よくある日常を切り取ったこの作品に出会って、もう一度自分を見つめ直す機会になりました。 |
野ブタ。をプロデュース(森脇葵・白岩玄) |
本田武史 | この本を読んで、友達やライバルたちの重要さ、そして自分がやっていることに誇りを持ち、好きだという気持ちを忘れないことの大切さが伝わりました。ぼくも時にはスケートが嫌になったり、やめたくなったりしますが、自分はスケートが好きなんだって思い出せば乗り越えられるんです。自分1人の力では出来ないことはたくさんありますが、応援してくれる友達や兄弟家族がいるから、出来なかったことも出来るようになると思います。そんなことをあらためて気づかせてくれる本です。 |
クリスタル エッジ 目指せ4回転!(風野潮) |
槇原敬之 |
夜中に目がさめた時、彼らのイビキがきこえてくる。 それはそれは幸せな気持ちで、ぼくはもう一度目を閉じるのです。 |
フレンチブルドッグぶるるんの麻布十番・六本木ヒルズお散歩ガイド(田中流・北野愛麗) |
松たか子 |
息もつかせぬ展開の連続だった。家族が摩擦を起こしながら、それでも家族であり続ける姿は、胸が痛むほど美しい。 家々に灯るあかり、それは希望そのものだ。 |
夜行観覧車(湊かなえ) |
魔夜峰央 | 厳然たる!言語と!衒学の!限界突破!お見事としか言いようがない。 |
天帝の愛でたまう孤島(古野まほろ) |
みうらじゅん | 安心し過ぎて気にも止めなかったこと。あまりに日常的で退屈だと思ってたこと。優しくいたいけどいつも後回しにしてきたこと。それは、オカン。それぞれの人にオカンはいて、それとなく違うけど、どことなく似ているオカン。本当に大切な何かが、こんなに身近にあるなんて気付かせてくれたリリー・フランキー。あなたの考察力と文章力に参りました。05年、堂々の第7回みうらじゅん賞受賞作品! |
東京タワー(リリー・フランキー) |
みさこ(神聖かまってちゃん) | これを読んで彼氏が出来ました!(効果には個人差があります。) |
ウッドストック(9)(浅田有皆) |
水川あさみ |
中学生の時、同じクラスにプンプンに似た子がいて、私はその子の事が好きでした。 プンプン読むとなんだか青くて淡くて切なくて懐かしい気持ちになります。 ソワソワドキドキします。 |
おやすみプンプン(7)(浅野いにお) |
水木しげる | 多分オモシロイであろうと思う 多分おもしろ過ると思う |
おせん(7)(きくち正太) |
80点!!! 近年最高点! |
刻刻(1)(堀尾省太) |
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水嶋ヒロ | 今日は一生忘れられない日となりました。感謝の気持ちを込めて、是非この本を紹介させて下さい。ドミニック・ホーローさんという方が書いた、「シンプルに生きる」という本で、まさに今の自分に相応しい本だと思いました。心からオススメです。 |
シンプルに生きる(ドミニック・ホーロー) |
みのもんた | がん、糖尿病、動脈硬化もすべてこれからは「アディポネクチン」が治す!防ぐ!! |
奇跡のホルモン「アディポネクチン」(岡部正) |
宮里藍 | 辛いときも、嬉しいときも、ずっと見続けてくれた安藤さんによる、わたしの5年間 |
最高の涙(安藤幸代) |
MONGOL800 |
音を出すだけで満たされた。夢を語るだけで笑われた。 バンドを始めたあの頃を思い出しました。 |
ウッドストック(1)(浅田有皆) |
矢部達哉 | 音楽を心から楽しもうと思う気持ちや、オーケストラで皆が心を一つにして美しい響きが出た時の感動は本当に素晴らしいものがあります。その瞬間に生まれる崇高な空気が音楽の本当の醍醐味だとしたら、その尊さには専門家も初心者も全く変わりはありません。最近、あの有名なチェリストのヨー・ヨー・マにサインを求めた人が勇気を持ってこう言いました。「私は最近チェロを始めました」すると彼はにっこり笑って書きました。「Never too late !!(遅すぎる事なんて無い!!)」この本があなたの背中を押してくれる事を保証します!! 僕はこの本を読んで昨日よりも音楽が好きになりました。 |
今から始めて上手くなる 楽器とオーケストラ入門 (柏木真樹) |
柳家喬太郎 | へぇ…噺家のカミさんて大変だね |
え~カミさんを一席(人情親子噺編)(星野めみ) |
山本容子 | 虫の声に物語を聞き、落葉にも名前があったことに気づく。そんな自分が発見できます。 |
新日本大歳時記(飯田龍太・稲畑汀子・金子兜太・沢木欣一) |
吉田栄作 | 1996年夏、アメリカ横断の旅をした。ニュー・オリンズやメンフィスには、町中にブルーズという名の清水が湧いていた。僕は4日間、そんな最高の清水達を堪能した。ブルーズ博士、ヤマシンよ! あの素晴らしき旅の想い出が蘇ってきたよ! |
ブルーズを蹴飛ばせ!(山本慎也) |
吉田戦車 | これからはいい映画を観たら、すぐ一人でやってみることにします! |
自分でやってみた男(堀田純司) |
吉田由美 |
はじめて会ったその日から決めてました。大吉さん!大好きです。 できることなら一緒にりんちゃんを…。 |
うさぎドロップ(6)(宇仁田ゆみ) |
吉永小百合 | 節子さんにお逢いして、優雅で細やかで、しかもエネルギッシュなお人柄に感動しました。私も見習いたい。絵のように美しい和服姿の節子さんと再会する日を夢見ています。 |
見る美 聞く美 思う美(セツコ・クロソフスカ=ド=ローラ) |
よしもとよしとも | 俺の場合“あおいひ”の中に陸奥A子たんのキャラが見えるよ! |
あおいひ(吉原基貴) |
梨花 |
涙、感動、驚き、笑い そして・・・・・・涙、涙、涙 |
エブリ リトル シング~クワガタと少年~(大村あつし) |
LINDBERG |
ガクを見てたら、なんだか10代の頃を思い出してドキドキしちゃいました! 音楽は諦めない限り、感動と奇跡を生み続けるんだと再確認しました! |
ウッドストック(8)(浅田有皆) |
ロッシー | 最後まで、読んだら、目、涙で、デメキンに、なるかも… |
デメキン(1)(佐田正樹・ゆうはじめ) |
若杉公徳 | 組長の漫画への情熱僕も見習いたいです!! |
極漫(1)(横山了一) |
【2011/6/16(木)】
■ 靴底を客車と定めた雨水は降られぬ場所にも梅雨を織りなす【2011/6/15(水)】
■ 書籍推薦文集(帯・広告等)(文化・学問部門)推薦者/推薦文/推薦書籍 | ||
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秋元康 | サッカーが好きな人も、そうでない人も、ここで描かれた人間ドラマには引き込まれるだろう。慎武宏というスポーツライターは、“運命”の背負い方を見事に描いている。 |
祖国と母国とフットボール(慎武宏) |
人間ドックは大人のテーマパークだ! |
「デキる人」ほどなぜ人間ドックに行くのか?(馬渕知子) |
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秋山仁 | 算数を理解する能力は、日常を支障なく過ごす能力と変わらない |
カレーを作れる子は算数もできる(木幡寛) |
浅田彰 | 読者はつねに新鮮な発見に満ちた議論を追いながら、自ずと凡百の美術書をどれだけ読んでも得られぬ知見を得ることができるだろう |
絵画の準備を!(松浦寿夫・岡崎乾二郎) |
安保徹 | 「拡大気」と「収縮気」の理論で心と体の健康度がわかる。人生の迷い、健康の不安を解き放つ脅威の体験。自分の中で意識が確実に変わる。 |
生きる力がわいてくるスピリチュアル気功(佐藤眞志) |
安藤忠雄 | 何よりも情報量の多さに驚く。建築家を志す若者たちが、この研究室で何を学び、何を組み立てたのか。新しい時代の息吹を感じた。 |
東京大学建築学科難波研究室活動全記録(東京大学建築学科難波和彦研究室) |
池上彰 | 核開発を進める“不思議の国”イランの今が見えてくる! |
イランはこれからどうなるのか(春日孝之) |
スパイ活動の歴史をイギリス情報部を軸に描くドキュメント。『007』は実在したのか。あなたは現代史の裏を垣間見る |
インテリジェンス 闇の戦争(ゴードン・トーマス) |
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糸井重里 |
頁の数だけの短編映画を 観たような気がする。 三十一文字の催眠術だったのか。 |
念力図鑑(笹公人) |
親しみやすくて、真似できない。こんなに不便な大衆芸術があっただろうか。 |
エハイク(吉田戦車) |
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いい家庭教師と、ゆったり話しているような本です。 |
ゆるく、自由に、そして有意義に(渡辺由佳里) |
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いとうせいこう | 辰緒がガツンとわからせてくれる。DJは職業の名前じゃない。ひとつの立派なビョーキの名前なんだ。死ぬまで治らないんだぜ。 |
そのレコード、オレが買う!(須永辰緒) |
井上雅彦 | 本書は「行動問題」の解決に最も効果をあげている応用行動分析学(ABA)の理論と技術を豊富な事例の中から学ぶことができます。すべての指導者や保護者の方にお勧めします! |
発達障害のある子の「行動問題」解決ケーススタディ(小笠原恵) |
井村君江 | イギリス人のロックハートさんの美しい絵画に、妖精の本場アイルランドで学んだ児童文学作家、朽木祥さんが物語を書き下ろした妖精の絵本。読者は、きこりの老人にみちびかれて、妖精たちのさまざまな姿に心をときめかすでしょう。妖精解説本としても楽しい1冊です。 |
妖精物語(朽木祥) |
上野千鶴子 | ジェンダーを男から学ぶなんてまっぴらごめん。でも、この本はべつだ。ジェンダーについてこれほど基本的なことを、根本からていねいに、しかもやさしいことばで男にもわかるように(!)論じた本はない。ジェンダーやジェンダー・フリーについて生半可な知識をふりまわしている人たちには、この本を勉強してから出直して来てもらいたい |
ジェンダー入門(加藤秀一) |
魚住昭 | 私の知るかぎりでは、辰濃氏ほど日本の医療が抱える問題を知り尽くしたジャーナリストはいない。小泉政権下の社会保障費抑制で疲弊した医療現場を背景に、魑魅魍魎の策士たちが日医会長の座をめぐって争う、凄絶な権力闘争。政治と医療のはざまで、利権や怨念や名誉欲がぶつかり合うドラマはとてもエキサイティングだ。私たちの命を預かる医師会の内情と、医師たちの腹の底を知るうえで必読のノンフィクションである。 |
歪んだ権威(辰濃哲郎) |
内田樹 | 超微細な次元における生命のふるまいは、恐ろしいほどに、美しいほどに私たちの日々のふるまいに似ている。 |
生物と無生物のあいだ(福岡伸一) |
先生の本を読むと頭の中に一陣の涼風が吹き抜けるようだ。 |
動的平衝(福岡伸一) |
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大石静 | 人生の後半は、削ぎ落としながら生きたいと思いました。今の自分の価値観を見直すにはすごくいい本。 |
シンプルに生きる(ドミニック・ホーロー) |
大日向雅美 | 子育て先進国ニュージーランドが100年かけ、模索し続けて作り上げた現状には、夢も厳しさも含めて、子育て支援の真実がある |
ニュージーランドの子育てに学ぶ(松川由紀子) |
岡田惠和 | 好きだなぁ、こういうの。いるいる あるある感 満載 ドラマ化するときは立候補します!! |
渡る世間はオヤジばかり(伊藤理佐) |
小熊英二 | インドと日本をまたぐ「国際思想史」の研究書であると同時に、数奇な人生を歩んだ人物のヒューマン・ドキュメントとしても読める。これほど興味深い本にはめったに出会えるものではない。 |
中村屋のボース(中島岳志) |
奥本大三郎 | 身近な昆虫たちに隠されたさまざまな摩訶不思議。漫画家であり、昆虫採集家であり、昆虫画家の見山氏だからこそ描けた、昆虫への愛情あふれるこれまでにない図鑑。昆虫をこんなに深く知り、こんなに見事に描ける人は、ほかにいません。 |
昆虫摩訶ふしぎ図鑑(見山博) |
小倉千加子 | 女の路(みち)は暗くてオカシイ。さらば志賀直哉、これが平成の『暗夜行路』だ |
うさたまの暗夜行路対談(中村うさぎ・倉田真由美) |
落合恵子 |
こういう生き方もあったんだ! きったはったの編集者稼業も悪かぁないがペンを持つ手をトンカチに変えて太陽浴びての「便利屋稼業」 ちょいとためらいがちな とうさんにもお勧め こころ も からだも おもいっきり深呼吸 自前で生きる姿勢 ていねいに暮らすヒントが満載! 生きてるって捨てたもんじゃないよね、と嬉しい再確認を贈られる |
零細起業(松尾信之) |
勝間和代 | 自分を成長させるためにどう考え行動したらよいのかを教え、背中を押してくれる一冊です。 |
超訳 ニーチェの言葉(フリードリヒ・ニーチェ) |
門田隆将 | 本村洋さんの10年分の思いが、ここにある |
罪と罰(本村洋・宮崎哲弥・藤井誠二) |
金原瑞人 | 『バターサンドの夜』が出たいま、ヤングアダルト小説の世界はもうこのままではいられない。 |
バターサンドの夜(河合二湖) |
香山二三郎 | 冒頭にシーンからして強烈なインパクト。候補作中随一のツカミと、抜群のリーダビリティ |
霊眼(中村啓) |
香山リカ | 人間のこころは複雑に見えるけれど、生きていくのは、実はとても簡単なことかもしれない。精神科医の私のこころを解きほぐしてくれた著者に感謝! |
シンプルに生きる(ドミニック・ホーロー) |
川淵三郎 |
この本が僕の子どものころにあればなぁと思った。 日本サッカーの英智と実績がこの本につまっている。男の子だけでなく女の子も、ぜひ読んでほしい。まわりの大人も、この本をきっかけに子どもといっしょにサッカーやスポーツを楽しんでいただければ、本当にうれしい。 |
子どものためのサッカーがうまくなる本(後藤健生・岩崎龍一・田嶋幸三・山下則之) |
姜尚中 | 生きていれば、希望がある。この祈りにも似た言葉に、本作のすべてが凝縮されている。 |
お父やんとオジさん(伊集院静) |
岸本葉子 | 患者の心は以前より苦しくなっているのではないか、そういう問いを立てられ、答えを探すことを、ご自身に課して、ずっと悩んで考え続けてこられたのですね。短い命と言われても心安らかになれるのか、その問いを、医療者は医療者で、これほど真摯に考えて下さっていることに救いを感じます。 |
がんを生きる(佐々木常雄) |
北川悦吏子 | やっと出たけらさんの『あたしンち』2巻。これで仕事の合間に読む本ができた。けらさんのマンガは、笑えて、温かい気分になれて、大好きな温泉みたい。こういう、なんでもないことがいいんだよね。 |
あたしンち(2)(けらえいこ) |
桐島洋子 | ドクターがここまで言っていいのかと心配になる快刀乱麻の医療論。目からウロコの健康論。この一冊で貴方の常識が一変する |
9割の病気は自分で治せる(岡本裕) |
久世光彦 |
<奇>と<畸>は、ニュアンスが少し違う。 笹公人は<畸人>であり、<畸才>である。 <畸>は<奇>と比べて、どこか美しく壊れている。 |
念力姫(笹公人) |
宮藤官九郎 | 音楽と散文。表現方法が変わっても向井さんは向井さんでした。独特の渇いたユーモア。狂騒的なのに静かで新しくて懐かしい。こんなに面白いと軽くヘコみます。 |
厚岸のおかず(向井秀徳) |
呉智英 |
めちゃくちゃ面白い。 山上最高。 同時代人として山上たつひこと共に 同じ空気を吸いながら生きてきた 幸せをかみしめています |
金瓶梅(山上たつひこ) |
郷原信郎 | 特捜検察の危機的な内実がここに示されている。 |
特捜崩壊(石塚健司) |
小柴昌俊 | この本は科学の面白さを伝える著者の小川洋子さんが科学の世界を時には驚きながらこころから楽しんで書いている点で、すぐれた科学への入口になっています。 |
科学の扉をノックする(小川洋子) |
この本で、日本中の親子が科学の楽しさを味わってくれたら、本当にすばらしい! |
パパが教える科学の授業(もりした) |
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最相葉月 | 分子生物学の最前線は福岡さんの異議申し立てにどう反論するか。興味津々だ。 |
生物と無生物のあいだ(福岡伸一) |
齋藤孝 |
「ほめる力」「叱る力」「気づかせる力」 「経験させる力」「学ばせる力」…… ドラえもんは、まさに“上司の理想像”だ! |
ドラえもんの育て力(横山泰行) |
堺屋太一 | 知価社会においては、美意識が価値を決める。本書には、読者の夢と不安を誘う魅力がある。 |
深美意識の時代へ(天外伺朗) |
坂本光司 | 私の座右の銘の一つも“雨垂れ石をも穿つ”であり、青木先生の生き様・考え方に同感です。一人でも多くの人に読んで欲しい書物です。 |
一生続ける技術(青木仁志) |
小ざさは、本物中の本物だ |
1坪の奇跡(稲垣篤子) |
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利他の心で助け合おう。必ず日本は再生できる |
利他のすすめ(大山泰弘) |
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坂本龍一 | 何が、誰が、どう絡み合って現在の世界を動かしているのか? なかなかぼくたちにはわからない。この著者のように、きちんとひも解いてくれないと。 |
最新アメリカの政治地図(園田義明) |
CDが消えようとしている現在、 全ての音楽はネット上にあり、 若者たちはダウンロードして手元におくこと さえ億劫がっているように見える。 そのような時代に、 新たなレーベルの創造は可能なのか? そんなものが必要とされているのか? 全てがフリーに手に入る環境は果たして音楽、 ひいては文化全体を豊かにし得るのか? 電子書籍の出現で音楽、文学、映画、アート、 コマーシャルなど、 全てのジャンルが溶解しつつある 今だからこそ問われるべき 「未来型レーベル」の構想がここにある。 |
未来型サバイバル音楽論(津田大介・牧村憲一) |
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櫻井よしこ | 国を動かす政治家の覚悟、それを取材するプロの記者魂。自らの責務に真剣に取り組む男たちの群像が見えてくる |
三宅久之の書けなかった特ダネ(三宅久之) |
佐々木俊尚 | もうブログもSNSもメールもいらない。「つぶやき」だけで十分だ。 |
ツイッター 140文字が世界を変える(コグレマサト・いしたにまさき) |
フォ・ジェンチイ | わたしは小説「山の郵便配達」を読んで感銘を受け、映画制作のインスピレーションを得ました。この映画の背後にはすぐれた文学作品があるのです。 |
山の郵便配達(ポン・チェンミン) |
重村智計 | 近く起こりうる変化を予言している。テンポが良く一気に読めた。 |
宴の果て 死は独裁者に(佐飛通俊) |
品田雄吉 | なぜ501人か。本書は、『事典』であると同時に、実にユニークな『読み物』なのだ。生年順に並んでいるのも何だか人間的である。私はまず最初に『黒澤明』を読んだ。あなたは誰をいちばんに読みますか? |
501映画監督(S.J.シュナイダー) |
辛坊治郎 | 日本国民は何を間違ったのか?全てがこの本の中にある!! |
三宅久之の書けなかった特ダネ(三宅久之) |
鈴木邦男 |
この奇才の前には日本も世界も余りに小さい。 300年先を行っている。 この高みから、この日本を壊し、作り直す。 皇居美術館、アート立国、芸術憲法…。恐ろしい美術家だ。 ここまで考えた人はいない。 天才だ。 皇居に巨大美術館をつくり、アート立国を目指し、芸術憲法を作るという。 この男の前には日本も世界も「遊び道具」だ。 そして新しい世界をデザインする。究極の美術家だ。 政治や歴史を超え、日本や世界も超える。 全ては〈彦坂アート〉のための単なる素材だ。 こんな男が日本にいたのだ。 驚きだ。 皇居美術館、アート立国、芸術憲法…。 こんなこと、誰もが思いつかなかった。 まさに〈新世界〉のデザイナーだ。 |
彦坂尚嘉のエクリチュール(彦坂尚嘉) |
妹尾河童 |
君も見ていたのか!と思った。 フランスの少年も、あの第二次世界大戦を子どもの眼で見ていたのだ。こんな風に戦争の影が忍びよってきたのだ。パリの街が、ドイツ軍に侵略されていく様子や、人々の暮らしが、ほのぼのとした絵と、読みやすい文章で描かれているので、なお胸に迫る。初めの頃は、空襲も砲撃の音も聞こえないが、そのうちに……。 |
ぼくはあの戦争を忘れない(ジャン=ルイ・ベッソン) |
高野孟 | 政治家も市民も正しい軍事知識を持って国の平和と安全について自分の頭で考えなければいけない。鳩山総理に読ませたい本だ! |
日米安保を読み解く(大内要三) |
瀧井朝世 | 毎回提示される謎解きはバリエーション豊か、真相には説得力がある。ユーモアも推理も高水準 |
謎解きはディナーのあとで(東川篤哉) |
竹内薫 | 生きているとは、いったい、どういうことなのか? 現代人の必読書である。 |
生物と無生物のあいだ(福岡伸一) |
ゆったりと時が流れる不思議な読書体験を与えてくれる本だ。 |
動的平衝(福岡伸一) |
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巽孝之 | 美女人形に恋したピグマリオンに始まり、「砂男」から『未来のイヴ』『ブレードランナー』に及ぶ伝統において、聴覚を軸に女性性と人工性を思索する批評は、圧倒的なオリジナリティに輝く。 |
機械仕掛けの歌姫(F.M.フランク) |
立花隆 | 失敗に学べ!失敗の現象学から失敗の本質学へ! |
失敗学のすすめ(畑村洋太郎) |
田母神俊雄 | 核武装の正当性を、かくも冷静に論理的に説いた希有の書。平和ボケの日本国民は、太平洋戦争を戦った元海軍大尉の肉声に耳を傾けよ! |
日本はこうなったら核武装するしかないな(吉澤正大) |
津田大介 |
淡々と、飄々と人生をコンテンツ化する。 ――それが内藤みかだ。 |
ソーシャルライフログ(内藤みか) |
坪内祐三 | 向井さんはねじくれているからいい。しかもまっつぐにねじれているからとてもいい。 |
厚岸のおかず(向井秀徳) |
手嶋龍一 | この本で明らかにされた知日派、つまりジャパン・パンドが北朝鮮の核危機に揺れる日米同盟の命運を握っている |
ジャパン・ハンド(春原剛) |
寺島実郎 | 自分は何をするために生きるべきかへの問いかけと迷い、先達はそれを如何に克服したのかを考える上で、久恒啓一氏の労作は示唆的である。 |
遅咲き偉人伝(久恒啓一) |
中沢新一 | 悩みの果てに人生の底にたどり着いてみると、そこでは森羅万象が優しい存在の歌を歌っているのが聴こえてくる。世界が「般若心経」の歌詞で、静かな喜びを歌っているのだ。みうらじゅんはその歌をじっさいに聴いてしまった人である。この本は現代には少なくなったほんものの仏教書だなあ、と私は思うけど。 |
アウトドア般若心経(みうらじゅん) |
三上さんの神楽研究は、日本人の音楽の真実のルーツ、深層の神楽への直感に支えられている |
神楽と出会う本(三上敏視) |
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名越康文 | 私はこの物語から愛しか感じない。世間に飛び交う 奪い合う愛の形よりも 控え目で厳粛な 認識の末の愛がここには密やかに花開いている |
ワンダフルライフ?(3)(ケイケイ) |
西尾幹二 | 本書は現代史を書く人にとって将来、資料の宝庫と見られるに違いない。 |
メディア症候群(西村幸祐) |
蜷川幸雄 |
やがて透明な抒情がユーモアという セロファンに包まれて短歌となる。 新しい才能はいつだって美しい! |
念力家族(笹公人) |
二宮清純 | わが友・グルメ探偵いけちゃん渾身の松山うまいもの案内 食べ歩きのお供に最適! |
勝手に松山ミシュラン(いけちゃん) |
蓮實重彦 | 最先端の思想もイメージも大胆に読みこめる廣瀬純は、書き手としても稀有の才能に恵まれている!! |
シネキャピタル(廣瀬純) |
幡井勉 | 本書のタイトルであるチャラカとは、2000年前のアーユルヴェーダの内科医であり、その著『チャラカ本集』は、いまなお、アーユルヴェーダの最も著名な古典でもある。奇才・伊藤武とインド料理家・香取薫の粉骨砕身の努力によって前人未到の「二千年前のインド料理」がここに見事に蘇った。インド料理は、深淵にして何ものをも拒まないガンガー(ガンジス河)のようである。本書をきっかけに諸子が、インドの叡知アーユルヴェーダに一層の関心をもられることを期待したい。 |
チャラカの食卓(伊藤武・香取薫) |
原武史 |
彦坂尚嘉の仕事には、 美術、建築、政治、思想、歴史など諸学問の壁を取り払い、 それらが一堂に会せざるを得ない磁場へと巻き込む強烈な魔力が潜んでいる。 |
彦坂尚嘉のエクリチュール(彦坂尚嘉) |
半藤一利 | 幕末随一の元気な女性、あのお順を主人公にした小説にようやく出会いました |
お順(諸田玲子) |
樋口清之 |
本書によって、いま、日本の風土と日本民族の何千年の営みの中から生まれ、育まれてきた「生活の知恵」に新しい光が当てられようとしている。 気鋭の歴史学者・武光誠氏の編んだ本書を単なるしきたりの集合ととらえることはできない。 激動の時代といわれる現代にあって、科学と同じように、今もっとも必要な英知の集積なのである。 |
日本のしきたり(武光誠) |
日野原重明 | 米国一のがん専門病院で20年近く働いた日本人医師の上手な医療の受け方の解説書です |
最高の医療をうけるための患者学(上野直人) |
百歳近いトヨさんが92歳から始めた詩がこの詩集となって日本中の人々に生きる夢を与えている |
くじけないで(柴田トヨ) |
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福岡伸一 | ストレスを知らないこと、それがストレスになる |
ストレスとはなんだろう(杉晴夫) |
藤原正彦 | 百年前の道徳論が、今、とても新鮮だ。驚くべきことである。悲しむべき事でもある |
品格の原点(西村茂樹) |
藤原冥砂 | 武蔵野の粋人リリー・フランキーの地下水のような愛をゴクリと小さな音で飲み下ろした読後感。書かずにはいられなかったこの大きな作品の中で、私は何度も心の帰省を繰り返した。今はもう失くなった故郷の砂利道を一人で歩く時のゴム靴の底の感触をこの本は持っている。母の死を含む物語りには、悲しい場面も数多い。それらはとても痛く美しく悲しい。だが、読後の清涼感は、この本が心から誰かに捧げられたもの、亡き母へのプレゼントという点で、本質的に無邪気で明るいからなのだと思う。武蔵野の粋人リリー・フランキーは今日も母を思い、東京タワーの見えるどこかの場所で、身をひるがえしている。 |
東京タワー(リリー・フランキー) |
牧里毎治 | 国内経済の停滞と政治の混迷の状況にあって、社協もこれからどうなっていくのか不透明感が強くなってきている。そんななか社協の羅針盤となる書物が出た。本書は、豊中市社協の歩みを綴ったものだが、社協というとても不思議な住民組織をどのように楽しむか、その醍醐味を知ってもらいたいと出版された。 |
社協の醍醐味(豊中市社会福祉協議会) |
御厨貴 | 彦坂尚嘉は変わらぬラディカルな批判精神をもって美術史の可能性を探る。忘れられた選択肢、ありうべき未来像を丹念に議論する。聞き書きを含め方法は多彩を究める。 |
彦坂尚嘉のエクリチュール(彦坂尚嘉) |
水野晴郎 | 忙しいタレントなのに、ものすごく映画を観ていて、見事な“庶民的映画論”になっている。私は心から感心。いやあ、これほど人を楽しませるエィガって本当にいいもんですね。 |
江頭2:50のエィガ批評宣言(江頭2:50) |
宮崎哲弥 | 掛け値なしの名著である! |
化学物質はなぜ嫌われるのか(佐藤健太郎) |
村井純 | グローバルな情報社会の創造基盤、インターネット。今重要なのは、原理としくみを正しく理解すること!本書はそのためのバイブルとなる。 |
これならわかるネットワーク(長橋賢吾) |
茂木健一郎 | 福岡伸一さんほど生物を熟知し、文章がうまい人は稀有である。サイエンスと詩的な感性の幸福な結びつきが、生命の奇跡を照らし出す。 |
生物と無生物のあいだ(福岡伸一) |
森達也 | 分子生物学ミステリーでもあるが、謎解きの面白さだけではなく、生きることの不条理や悲しさにまで読者を誘うだろう。 |
生物と無生物のあいだ(福岡伸一) |
安河内哲也 | 私もこれにはまって英語力がアップしました! 私は、大学2年生のときに改訂前のこの本に出会い、同級生にはばれないように表紙を外してひそかに勉強しました。解説や語句も受験参考書のように充実していて助かりました。小説を読むのは苦手で、ペーパーバックなどを買っても読まないまま飾りになっていましたが、この本がきっかけで小説を読むのに抵抗がなくなりました。まさに直読直感で英語を学べる過激さNO.1の英語教材です。 |
中学英語でアメリカン・ポルノが読める(中村康治) |
山崎元 |
荘司パパは勉強の教え方がうまい! 同い年の荘司さんの娘さんと仲よしで、お宅にお邪魔するたびにそう言っていた私の娘も女子御三家の1つに合格しました。論理的で効率のよい勉強法を荘司さんから学んだことが大いに役立ちました。 |
中学受験BIBLE(荘司雅彦) |
山田真哉 | “人生は負けないようにできていた”んですね。著者の人生がそう教えてくれました |
人生は数式で考えるとうまくいく(大村あつし) |
山田太一 |
寺山修司は「架空の私」を、 笹公人は「他人のノスタルジイ」を 手に入れた。 |
抒情の奇妙な冒険(笹公人) |
山中伸弥 | 坪田一男さんには、研究者としてずいぶん元気づけられた。この本には、研究者人生を全うするための知識と方法が示されており、たいへん参考になる |
理系のための人生設計ガイド(坪田一男) |
養老孟司 |
彼の話はむずかしい。 でも、その本気の思考が、 じつに魅力的なのだ |
生きていることの科学 生命・意識のマテリアル(郡司ペギオ幸夫) |
『大聖堂』を読めば、イギリスが理解でき、歴史が理解でき、人が理解できる |
大聖堂(ケン・フォレット) |
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吉田玲子 | ひょうひょうとしたおかしさの中にちりばめられた、切なさと温かさ。家族小説の傑作である。 |
有頂天家族(森見登美彦) |
吉原清児 | 誰に対しても門戸を広く開け、患者にやさしく、思いやりがある。心を癒し、一緒になって考えてくれる。「私たちはいつもあなたのそばにいます」と彼はいう。がんを病んだ時、真っ先に相談したくなる日本最高の良医の1人であると私は書いた。正しい評価であると確信している。 |
がんを生きる(佐々木常雄) |
アラン・ワイズマン | 二酸化炭素によって凶暴になった気候という怪物がわたしたちをにらんでいるのが見えるかどうか、それは読者次第だ。読者よ、警戒せよ。あなたの世界が行間から現れてくる…… |
壊れゆく地球(スティーヴン・ファリス) |
鷲田清一 | ミステリーと現象学と神経科学。空想と哲学と解析。世界への別の接し方とおもわれてきた3つが、<意識>の謎をめぐり、緻密な入れ子のかたちで展開する。哲学にはこんなスリリングな語り口があったのだ。 |
マインド・クエスト(ダン・ロイド) |
和田秀樹 | 論理と本音と愛の力を生かした「最強の中学受験書」だ |
中学受験BIBLE(荘司雅彦) |
渡邉恒雄 | 鳩山(一郎)さんの日ソ交渉のくだりでは、私の知らないことも書いてある |
三宅久之の書けなかった特ダネ(三宅久之) |
渡部昇一 |
「生きる」とは「いきすること」。 このことをこれほど明快に解き明かした本は今までなかった。 |
「呼吸力」で病気に強くなる(西原克成) |
● この表を作るのはやはり結構時間が掛かるな。あー、もう、コピペ疲れ。
こうして表にするとページが縦に伸びる伸びる。もっとも推薦文の数自体は大したことないのだが。ここまでやってみて、こんなものを個人で本格的に集めるのは大変だ、それでもどこかには集めている奴はいるんじゃないかと言う気もする。他人って分からないものだからな。それに実際に僕も集めた訳だし。
■ アサガオ・ヒマワリがちっとも芽を出さないので、新たに種を蒔く(鉢をほじくり返したら、案の定先の種は埋まっているだけだった)。アサガオは同じ種、ヒマワリは別の新しい種を(ミニヒマワリ)。アサガオの方は咲くことを期待していない、ヒマワリは芽くらいは出して欲しい。
【2011/6/14(火)】
■ 薄曇り。お気に入りのエディター「Crescent Eve 0.83」をダウンロードする。これもその内にHTML5に対応するのだろうか、「5」、ちょろっと解説サイトを見た限りでは良さそうなんだよな。移行するか、どうか。現行で事足りているし、しないかなあ。
■ 【入館100万人目は芝崎さん親子 岩出図書館(=わかやま新報)】
「一日あたり平均約700人が利用し、 年間では21万人に達する。 館内には畳式や庭を眺められるテラス風の閲覧席が用意され、 利用者からも 「静かで落ち着く」 と人気だ」――今日は昼から行ってくるつもり。僕も岩出図書館は好きだ。
■ 【名前考えてね。南海フェリー萌え系美少女キャラ(=わかやま新報)/【萌えフェリー】南海フェリーが萌え系美少女キャラを起用、名前考えてね(=やらおん!)/美少女キャラは「きらら」と「まい」(=わかやま新報)】
キャラのビジュアルが少女漫画のヒロインみたいだ(ある種のネットユーザーにはエロゲームが連想されるよう)。名前は「きらら」と「まい」だそう、まあ源氏名としては無難だ。
【2011/6/13(月)】
■ 最近、日記なんか書いていても、どうも枯れ尾花幽霊のリアリティーと言うのはあるな。生活上の回路の少なさも手伝って、そのリアリティーが感覚を鈍らせている、それによる精神の不自由がある(この不自由さは精神の安定性とバーターだろう)(結局僕は枯れ尾花幽霊に脅かされっ放しだ)(僕を脅かしているものが、僕を支えてもいることの滑稽さよ)。しかしそのリアリティー自体は僕の人間性のテーマの範疇だ、単純に自己批判してお終いと言うことも出来ない。● 何となく無性に(と言う程ではないにせよ)、ああ、僕は子供だなと思う。そう思いたいのかも知れない。まあ、この辺はそうぐだぐだ書くことでもないが。
■ 晴れ。昨日はよく雨が降ったな。昼からセンター行き予定。
■ 夢は、僕と母親と妹とで、ドーナツを買いに行った。店に入ると、ドーナツは売っておらず、そこは書店であり、その内に僕は多層構造の店内を走り回って、化物と戦い、辛勝するくらいの所までは行った、僕もなかなかやるじゃないかと思っていると、店員がやって来て、これが化物退治の玄人だったのだが(店とは化物の封印所だった、店員とはその仮の姿)、強く、ちょろちょろしていた素人の僕は、目障りだったらしく、店員に首根っこを掴まれてしまい、脅され、屈した。
【2011/6/12(日)】
■ 書籍推薦文集(帯・広告等)推薦者/推薦文/推薦書籍 | ||
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浅倉卓弥 | 直近の慟哭本です。ラストがこれなら、この厚さに付き合っても納得。 |
クリスマスに少女は還る(キャロル・オコンネル) |
浅田次郎 | おかしくて物悲しい土着的時代小説の誕生です |
筋違い半介(犬飼六岐) |
高校生はもちろん、大人、おじいさんおばあさんが読んでも面白い |
ふがいない僕は空を見た(窪美澄) |
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阿刀田高 | 編集も入念で、本という文化を目いっぱい盛り込んだ名品だ。 |
シェイクスピア百科図鑑(A.D.カズンズ) |
閉塞状況に対してフィクションこそが出口となる……作者の企みは深い |
漂砂のうたう(木内昇) |
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有栖川有栖 | これはもう世界遺産 |
黒いトランク(鮎川哲也) |
本格ミステリを討ち倒そうとする生意気な新人が現れた。 |
パラダイス・クローズド(汀こるもの) |
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池内紀 | すぐれた短編の見本のような作品集だ。語りがよくてスピード感があり、読んだ後の印象が拡がってゆく。 |
山の郵便配達(ポン・チェンミン) |
池上冬樹 | 読みながら何度も心が震えた。興奮することはある。感動することもある。感涙に咽び、温かな余韻に浸ることもある。あるいは衝撃をうけ、思わず声をもらすこともある。しかし、小説を読みながら、心が震えることは滅多にない。 |
あなたに不利な証拠として(L.L.ドラモンド) |
伊坂幸太郎 | ナイーブな語り口で、未来の恐ろしい「世界の仕組み」を描くこの作品は、アクションもあれば、ユーモアもあって、つまりは小説としてとてつもなく格好よくて、夢中になりました。夢中になり、嫉妬して、ファンになりました。 |
虐殺器官(伊藤計劃) |
石川忠司 | 叡智に裏打ちされた真のエンターテインメント |
インストール(綿矢りさ) |
石田衣良 | とにかく面白く豪快な本をお探しのかたに絶対のおすすめです!! |
復讐はお好き?(カール・ハイアセン) |
『スター・キング』のエンドシーンは、あらゆるSF作品のなかで、中学生だったぼくが最も感動したものである。 | スター・キング(エドモンド・ハミルトン) | |
石原慎太郎 | この豊穣な甘えた時代にあって、彼の反逆的な一種のピカレスクは極めて新鮮 |
苦役列車(西村賢太) |
伊集院静 | 少年の視点で世界を描ききったことに新鮮さと高い作家性を感じる。 |
月と蟹(道尾秀介) |
五木寛之 |
複雑な時代にシンプルに生きること。 それは難しい。 その難しいことを、 この本は呆れるほどシンプルに語る。 そこが面白い。 この本のシンプルのススメは過激だ。 ハウツウの世界からはみだしている。 その信念のかたくなさが魅力だ。 私はこの本ですすめている事と 反対の暮らしをしている。 だからこそ感心しながら読んだ。 |
シンプルに生きる(ドミニック・ホーロー) |
卓抜な批評性か、無意識の天才か。いずれにせよ桁はずれの白昼夢だ。 |
となり町戦争(三崎亜記) |
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井上荒野 |
人間とは何か。私とは何か。多くの人が机の前から動かず頭の中だけで考えることを、杉田さんは行動によって考える。スペインへ渡り列車に乗り込み「ウン、この辺だな」とばかりに飛び降りた町で暮らしはじめる、家族を巻き込んでのことであるのもすごいが、なんだかんだいいながらしっかり巻き込まれていく家族たちもすごい。 印象だけの人生論や気分だけの自然礼賛から本書はもっとも遠くにある。たった一杯ワインを一緒に飲んだだけで、初対面の男に「俺たちアミーゴだぜ」と断言されるが、杉田さんは釈然としない。「これこそスペインという国の大らかさだ」などと簡単に納得したりはしないのである。後日、納得するのだが、そこにいたるまでにページにして96ページぶんの日々が費やされている。杉田さんとともにそういう日々を生きられること、本書を読む幸福はそこに尽きる。 |
フォルテシモな豚飼い(杉田徹) |
井上ひさし | 『蟹工船』ブームの火付け役!迫力の劇画と多喜二研究者のわかりやすい解説! |
劇画「蟹工船」 小林多喜二の世界(小林多喜二・藤生ゴオ) |
このすばらしさを伝えるのは百万言費やしても不可能。 |
となり町戦争(三崎亜記) |
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井上雅彦 | 石神茉莉は怖ろしくも艶やかな解答だ。妖怪ノ「妖」ノ字ガ何故「女」偏デアルノカの。 |
音迷宮(石神茉莉) |
江國香織 | 5人の作家それぞれの、鉛筆のとがらせかたと、その濃淡。女たちの、可憐さと翳り。あちこちに息づく彼女たちの生に、どきりとします。 |
女ともだち(角田光代・井上荒野・栗田有起・唯野未歩子・川上弘美) |
逢坂剛 | 現代史の謎と、古書の謎が複雑にからみ合うこの本は、読むよりむしろわたしが書きたかった小説だ |
書物狩人(赤城毅) |
大江健三郎 | 井上ひさしさんは、私が子どもの時から出会ってきた、楽しい話し手たちのなかの、一番のひとりでした。かれのことを忘れません。私の中にいるひさしさんの笑顔と声を、この本で何度も、アンコールしてゆきます。 |
「けんぽう」のおはなし(井上ひさし) |
大森望 | 急いで読まなきゃ、まほろに追いつかない。 |
天帝の愛でたまう孤島(古野まほろ) |
併録の「それゆえに愛は戻る」は、 『いま、会いにゆきます』の原典とも言える切ないファンタジーだ。 |
ジェニーの肖像(ロバート・ネイサン) |
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森見登美彦を読んだあとでは、見慣れた京都の景色も確実に違って見える。ぜひ、本書を片手に京都を歩いてほしい。 |
有頂天家族(森見登美彦) |
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小川洋子 | いたいけな少女が聖母の遣いとなる秘密の一夜は、銀の十字架のように清らかで枯れた薔薇のように妖しい。 |
オデット(ロナルド・ファーバンク) |
乙一 | 死の向こう側まで、ルールに組み込まれたゲームを、僕は他に知らない |
電脳幽戯(真名月由美) |
恩田陸 |
『ユージニア』の 構想のきっかけになったのは、 この作品です。 |
この町の誰かが(ヒラリー・ウォー) |
角田光代 | びっくりした。太田光という人は、本気で信じているのだ。私たちのあるべき世界は、もっとうつくしくてまっとうなはずだと。そのことに私は本当に胸を打たれる |
マボロシの鳥(太田光) |
加納朋子 | プーさんも赤い館も大好きです。 |
赤い館の秘密(A.A.ミルン) |
川本三郎 | 一気に読ませる面白さがあり、同時に深く考えさせられる真摯さがある。 |
となり町戦争(三崎亜記) |
北方謙三 | 道尾秀介は志を曲げなかった。その結晶がここにある。 |
月と蟹(道尾秀介) |
北村薫 | ここに日本本格ミステリ青春がある |
黒いトランク(鮎川哲也) |
登場人物がものすごくクリア。ここには、生きた人間がいる |
ふがいない僕は空を見た(窪美澄) |
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京極夏彦 | 妖しく怪しい言の葉のアラベスク。物語に宿る魔物を、石神茉莉は飼い馴らしているようだ。 |
音迷宮(石神茉莉) |
桐野夏生 | こんな不思議な小説は初めて読んだ。恐怖や悲しみが、いつの間にか幸福に捻れていく。 |
ユリゴコロ(沼田まほかる) |
スティーブン・キング | わたしたちのような作家にとってケッチャムは一種のヒーローだ |
隣の家の少女(ジャック・ケッチャム) |
栗本薫 | 濃密と頽廃に染まる鳩の世界の中では、すべてがエロティックだ。 |
帝都万華鏡(鳩かなこ) |
小池真理子 | 視点の書き分けが秀逸。いたずらなセンチメンタリズム、ありがちなエキセントリックさが全くない。見事! 言うことなし |
ふがいない僕は空を見た(窪美澄) |
マイクル・コナリー | どんでん返しの連続に翻弄されっぱなし |
インモラル(ブライアン・フリーマン) |
幸田真音 | こんなにおもしろい本を、途中でやめることなど、誰ができよう。 |
生物と無生物のあいだ(福岡伸一) |
斎藤美奈子 | 村上春樹の登場人物が村上龍の小説に入りこんだら、こんな感じかも。静かに寒くなる小説。実際の戦争だって、じつはこんなものかもしれないのだ。 |
となり町戦争(三崎亜記) |
椎名誠 |
少年の夢は大人の夢へ 子供の頃読んだこの本が痛快面白人生をめざす基本になった。 |
十五少年漂流記(ジュール・ヴェルヌ) |
びっくりした。日本の青年が、ここまででっかく地球の素顔と向き合い、自然の懐ふかく入りこんでいたとは。この本は現代の疲れた大人たちと、翔びたつ方法がわからず途方にくれている子どもたちの未来に大きな勇気と夢をあたえてくれる、野生からの黄金のメッセージだ! |
アラスカ無人島だより(松本紀生) |
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重松清 | 不思議な清潔感がある。この作品を読めたことがうれしかった |
ふがいない僕は空を見た(窪美澄) |
中森さんの「純情」が、こんなにもヒネくれてまっすぐな、熱い青春小説を生んだ! |
アナーキー・イン・ザ・JP(中森明夫) |
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篠田節子 | 才気に度肝を抜かれた。一番読みたい表現がここにある |
ふがいない僕は空を見た(窪美澄) |
関口苑生 | これは世界のミステリー史上においても瞠目すべきシリーズとなることは間違いない。 |
殺人者の顔(ヘニング・マンケル) |
瀬戸内寂聴 | 美しいカラー版の豪華な歳時記は、見るだけでも楽しい。魅せられて時間を忘れている自分に気づくとき、四季の美しい日本に生まれたことを、つくづく幸せだったと思う。俳句を詠む人にも詠まない人にも何よりの季節の賜り物である。 |
新日本大歳時記(飯田龍太・稲畑汀子・金子兜太・沢木欣一) |
博学のジャーナリスト島地さんの話は、美味しいお酒のようだ。絶妙の話術がそのまま活字になったエッセーも、シャンパンのように、ブランデーのように、時にはどぶろくのように心地よく酔っ払わせてくれる。 |
甘い生活(島地勝彦) |
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高樹のぶ子 | 日本のいにしえからの美意識を、体内に持った女流 |
きことわ(朝吹真理子) |
高橋源一郎 | 優れた科学者の書いたものは、昔から、凡百の文学者の書いたものより、遙かに、人間的叡智に満ちたものだった。つまり、文学だった。そのことを、ぼくは、あらためて確認させられたのだった。 |
生物と無生物のあいだ(福岡伸一) |
素晴らしい!こんな完璧に近い作品は、新人でなくても一年に一つあるかどうか。選考委員は全員「すげえ!」とうなったと思う。うらやましい。 |
となり町戦争(三崎亜記) |
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高村薫 | 直感の地平から量子が拓く異空間へ知はもう止まらない |
量子の新時代(佐藤文隆・井元信之・尾関章) |
竹本健治 | この愛すべき異形さは触発的なのだ。 |
天帝のつかわせる御矢(古野まほろ) |
田中芳樹 |
本を読むのは異世界を旅すること ページをめくる音はシリカの足音だ |
話の話(ふくやまけいこ) |
多和田葉子 | 目のつけどころが良く、面白いストーリーを作る技がある |
インストール(綿矢りさ) |
俵万智 | 100パーセント満足な恋愛、100パーセント満足な家族、100パーセント満足な人生。そんなの、どこにもない。100パーセントじゃないところを、どう見つめ、どう生きてゆくか。主人公に共感したり反発したりするなかで、私自身も考えさせられました。思いがけない妊娠――あなたなら、どうしますか? |
湖が青く輝くとき(ユッタ・トライバー) |
千街晶之 | 映画「SAW」シリーズに魅了されたひとなら、浦賀和宏の小説に同種の面白さを見出すだろう。放置された謎に見えたものも、別の作品で説明が施され、あちこち空白だらけの世界は、シリーズが進行するにつれて情報で埋められてゆく。だが、描かれる世界の酷薄さ、得体の知れなさが、それによって薄れるわけではない。浦賀が描き続けるのは常に、世界と個との鬩ぎ合い、そして世界のありようへの懐疑なのだから。 |
女王暗殺(浦賀和宏) |
筒井康隆 | 不良っぽい魅力をそのままにして、情感豊かに一歩、文学へと足を踏み出した |
新宿夜想曲(村中豊) |
ジェフリー・ディーヴァー | こんなサスペンスは見たことがない |
インモラル(ブライアン・フリーマン) |
天童荒太 | この村の過去、いま、そして明日に、真の平和を築く道すじが見えてくる。 |
地雷処理という仕事(高山良二) |
西尾維新 |
比類なき精度で描かれた、 孤高にして至高の探偵小説。 |
バイバイ、エンジェル(笠井潔) |
豊崎由美 | 芥川賞選考委員の皆々様、首を洗ってお待ちあそばせ。近々、三崎亜記という十年に一人の逸材がそちらに乗りこんでいきますがゆえに。 |
となり町戦争(三崎亜記) |
これはわたしにとって、そしておそらく大勢の人にとって、生涯のマイ・フェイバリットになりうる一冊と確信しています。 |
有頂天家族(森見登美彦) |
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二階堂黎人 | 十年に一度、世に現れるか現れないかという大傑作だ。 |
双月城の惨劇(加賀美雅之) |
橋本治 | 五代目尾上菊五郎は、本当に素敵な人だ。この本のタイトルからするとぶっ飛んだ人のように思えるが、「ぶっ飛んでる」と言われることを怖れない。本当の名優だ。その引っくり返った素晴らしさを堪能してほしい。 |
明治キワモノ歌舞伎 空飛ぶ五代目菊五郎(矢内賢二) |
林真理子 | もっと早くこの本を読んでいたら私の人生も変わっていただろう |
悪女の人生相談(鹿島茂) |
東雅夫 | 石神幻妖譚の嫋やかな凄味を体感したくば、Me and My Cowを読みたまえ。話はそれからだ! |
音迷宮(石神茉莉) |
福井晴敏 | 龍馬に学べ?いや、シャアでしょ |
評伝シャア・アズナブル(上)(皆川ゆか) |
福田和也 | ナンシー関なき後最強のコラムニスト、文章家と目されている著者が打ち立てた金字塔。読みやすく、溢れるユーモアを提供しながら、人間性の最も深い淵をのぞかせ、五感を震わせながら本質に直面させる。現在の日本文化の、もっとも高い達成と言うべきです。 |
東京タワー(リリー・フランキー) |
藤沢周 | 紛れもなく才能である |
インストール(綿矢りさ) |
保坂和志 | 選考委員の立場を忘れて一読者の気分で話の展開を楽しむことができた |
インストール(綿矢りさ) |
星野智幸 | この小説は戦争の実態を書こうとしたものではなく、戦争に現実感を抱けない私たち自身の、不気味な自画像なのだ。 |
となり町戦争(三崎亜記) |
細谷正充 | なんて気持ちのいい若者であることか。命を失うことになると確信しながら、自分の信じた道を進んでいく七十郎に、惚れ込んでしまうではないか! |
川あかり(葉室麟) |
宮本輝 | 難易度の高い絵画的手法を小説の世界でやってのけた二十六歳の才能はたいしたもの |
きことわ(朝吹真理子) |
宮部みゆき | 私には、3回生まれ変わってもこんなにすごいものは書けない。 |
虐殺器官(伊藤計劃) |
村上龍 | 日本語は、日本社会を映す鏡であり、駆動させる燃料でもある。NY在住の著者は『空気』というキーワードで『流通する日本語』を正確に検証している |
「関係の空気」「場の空気」(冷泉彰彦) |
村山由佳 | モノも人間関係も、上質なものを少しだけ持ち、残りは捨て去る勇気。あれこれ抱えこみすぎて疲れてしまった人ほど、この潔さと豊かさにきっと目をひらかれるだろう。 |
シンプルに生きる(ドミニック・ホーロー) |
森絵都 | 人間には、たった1人でも何かを変える底力がある。アンニイさんはそう思わせてくれる女性です。諦めなければならないことなんてこの世に1つもない、と。 |
それでも人を愛する犬(田辺アンニイ) |
山田詠美 | あまりにもキュート。この愛すべきろくでなし |
苦役列車(西村賢太) |
恐いもの見たさで、ページをめくった私が悪かったのです(震)。 |
死小説(福澤徹三) |
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吉田伸子 | この物語の美点は、深遠なテーマを描いていながら、「読み物」としてちゃんと面白いところなのだ。だって、これ、すんごく壮大な「失恋小説」とも言えるのだから。読むべし! |
となり町戦争(三崎亜記) |
吉本隆明 | 現在までのところポップ文学の最高の作品だと思う。村上春樹があり糸井重里があり、村上龍があり、それ以前には筒井康隆があり栗本薫がありというような優れた達成が無意識に踏まえられてはじめて出てきたものだ |
さようなら、ギャングたち(高橋源一郎) |
よしもとばなな | 岡崎さんの文は、もう目を閉じればいいのにと思うくらいに苦しくて痛いのに、透明な目で何も見逃すまいとまっすぐにはるかな前方を見つめているような文だ。その痛みに耐えうるのは見ている先が、決してたどりつけないが明るく輝く美しい光だからだろう。 |
僕たちは何だかすべて忘れてしまうね(岡崎京子) |
こんなにつっこみどころ満載な考え方のはずなのに、よく考えつめてみると全く抜けがないし、甘さもない。実践あるのみで、効果が目に見えるところも、責任は自分というところも、いつしか自分が変わるところもすばらしいと思う。ハワイと日本人に共通する美しい考えをつなぐ、とてもわかりやすい本だ。 |
豊かに成功するホ・オポノポノ(イハレアカラ・ヒューレン) |
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スリルと絶望そして夢と希望と反逆の心にあふれたどきどきする読み物です。大推薦します! |
生物と無生物のあいだ(福岡伸一) |
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若竹七海 |
読み始めたら最後、 仕事は手につかないし、 眠れないし、食べられない。 |
この町の誰かが(ヒラリー・ウォー) |
● 上は書籍の帯・広告等に載った推薦文集だ(ここでは文芸関係者による物を集めた。他ジャンルの物もある)。昨年12月から商用サイトを作ろうと思って、それは中断しているけど、その為に集めた素材だ(上で全体の3分の1弱)。商用サイトが出来る目途が立たないので、取り敢えず代わりにここにアップした。
● 書籍推薦文って、要は広告だけど、そのアーカイブ・データベースってあるのかな(深く探した訳ではないが、ネット上には見当らないようだったが)(リアル社会の場合はどうだろうか)。風俗・文化的資料として面白いと思うが。際物ではあるけど。
● 何にせよ上の表を作るのに疲れた。コピペ・コピペで(データ収集自体はテキスト手打ちが多かった)。昨夜から作り始めたが、その内に気分まで悪くなったし(日中の疲れもあった)(昨夜は妙に寝付かれなかった)(睡眠が上手く取れず今日はちょっと怠い)、アフィリエイトなんか普通に日記を書く場合の11年分位を貼った(過去ログを調べたら、僕は思った程アフィリエイトを貼っていなかった)。あー、もう。
【2011/6/11(土)】
■ ビッグ愛にてコーヒーを売ってきた。合間のセンター・メンバー同士の会話をこっそり・ちらりと聞くと、皆割合に僕よりも生活上の回路が多いっぽい(バイトや恋愛)。僕の生活の単調さよ。隣の会場のビッグホエールでケツメイシのコンサートがやっており(僕はコンサートって行ったこと無いが、会場に向かう人達を見て(ファングッズなのだろうが、お揃いのTシャツを着たりしていた)、こんな感じか、へえ、と思った)、帰り際混雑に遭って少々往生した。
● 「さくら」(ケツメイシ) この曲は知っている。