日記 2023年6月上旬

【2023/6/4(日)】

■ 赤穂・香川旅行記(2023年6月2日~3日) 202306041
● 6/2、仕事行き。夕方より出立
 台風2号接近、線状降水帯発生のため、日中はエリアメールによりスマホが再三鳴動していた。雨強く、道路も一部通行止めになり、紀の川の水位が増してグラウンドが冠水していた。倉庫も14時過ぎまでシャッターを閉めての業務になった。
 自宅付近の川も、これまでにないくらい増水して、Tは気が気でなかったようだ(曰く「仕事が手につかなかった」)。
 終業後、帰宅。入浴と着替えを済ませて、19時過ぎ、雨降りやまぬ中、日中の避難指示に応じる形で一路 赤穂へ。この往路はTの運転になった。仕事が手についていない分、日中の消耗が小さく、元気だったのだ。
 およそ200キロ。和歌山を離れてから3時間後に赤穂に到着。実に17年ぶりの赤穂市。かつての学び舎を横目に、工業地帯を横切って海岸に向かう。この頃には、というより、この地では雨に濡れることもなかった。
 赤穂温泉・呑海楼(どんかいろう)には、22時を回った遅いチェックインとなった。広々客室にてSAで買った弁当を缶酒で流し込んだ。酒、4缶も飲んでしまって、まあ。就寝遅く、1時とか?
 初日、おやすみなさい。 202306042
● 6/3、17年ぶりの赤穂を走る
 割り合い早くから起床。露天風呂に浸かる。ほぼ貸し切り。海を眺め、空を仰ぎながら入浴。こんなにも晴れるとは!
 お湯はすべすべする。その後の朝食はご飯3杯も食べてしまった。宿を辞去し、かつて通ったスーパー、起臥した下宿にも立ち寄った。

● 大石神社、赤穂城、あこうぱん巡り 202306043
 202306044  17年前は学校と下宿の往復ばかりだったので、情けないかな、初めて知る赤穂の街並みという側面もあった。大石神社、赤穂城跡を散策後、「あこうぱん」へ。このお店、菓子パンからハード系までアイテム数も多く(デニッシュ系は少なめ?)、もうひっきりなしに客が入ってくる。レジなどお姉さん3人がかりである。すごいな。春巻きの皮で包まれたカレーパンや、バーガー、クリームパンなど食べる。おいしかった――とにかくフィリングがたっぷり詰まっているお店だった。クリーム、あんこ、ごろっとした肉入りカレーなど――。 202306045  ちなみにほぼノープランでの旅行の為、その場その場で行き先を決めている。

● 金毘羅宮ではなく四国水族館へ
 結局四国へは渡る。四国水族館行き。こじんまりとした新しい水族館だった。この頃には僕は元気もなくなり、疲れが増している。そも昨日酒を飲みすぎている。
 魚の形質と言うのは、必要に応じたものだなあ、と水槽を前にして思うなど。ひれの形、その動かし方、色々である。
 香川を立つ前に讃岐うどんを食べる。Googleで高評価の店は行列だったので、そこを避けて別の店に入る。かき揚げがちょっと冗談みたいに大きく、朝から食べ通しの、それでいてまだ15時過ぎなので、もう最後の方はあっぷあっぷだった。肝心のうどんのお味の方は今一。
 鳴門の渦潮を過ぎていく。あとは無事に帰るだけ。運転をTと代わりながら和歌山を目指す。 202306046
● 6/4、明日は誕生日 202306047  6/3、21時過ぎに帰和。長い一日だった、と昨日書いている通り、疲労を携えての帰宅。
 明日は誕生日。今回の旅路は、それに合わせたものではあった。もう40になってしまう。だから赤穂だったのだと。17年前には、20前後だった僕はもういない。とはいえ後からその痕跡をなぞるくらいの事は出来る。昨日一昨日と、なぞって来たのだな。僕の心は何を欲していたのだろうか。


【2023/6/3(土)】

 無事、帰宅。ただいま21:47。食べ過ぎと疲労と。旅行記は別に譲るとして、長い一日だったという気がする。